ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

北海道東川町は東川神社の夏祭りで、子ども神輿が元気にねり歩きました-じーじの2017北海道の旅

2024年08月25日 | ひとり旅で考える

 2017年のブログです

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 北海道東川町にいます。

 東川町は昨日から東川神社の夏祭り。

 今日は子ども神輿が元気にありました。

 神輿とは言っても、商工会青年部の主催による宗教色とは無縁の神輿で、国家権力的な宗教が大嫌いなじーじでも安心して見ていられました。

 主役は保育園の子どもたち。

 クラスごとに工夫を凝らした神輿を元気に担ぎます。

 年長さんはさすがに神輿らしきもの。

 らしき、というのは、神輿の中になにやら球がいっぱい詰まっていて、実は宗教的な意味があるのかもしれませんが、意味のわからないじーじには、ただのボールが詰まっているようにしかわかりませんでした(年長さんのみなさん、ごめんなさい)。

 年中さんの神輿は、なぜかおばけと竜宮城らしきもの(?)とのコラボレーション(違っていたらごめんね)。

 おばけとたこといかとその他もろもろが元気に踊ります。

 たこやいかなど、北海道らしいといえばらしいですが、子どもたちの発想力のすごさには驚かされます。

 最後の年少さんの神輿は、ドラえもん。

 ドラえもん(青い地球にも見えるけど…)の上に、ジャイアンやスネオが仲良く踊ります。

 いじめのない、いい世界です。

 子どもたちの想像力はすごいです(じーじの解説はひょっとすると間違っているかもしれないけれど、いろんな想像を可能にするところもすごいと思います)。

 そして、その子ども独自の豊かな世界を、とても大切にしている保育士のみなさんや保護者のみなさんも素敵です。

 神輿行列の途中からは小雨が降ってきましたが、子どもたちは元気いっぱい。

 とっても素敵な子ども神輿でした。

 いい町です、東川。      (2017.8 記)

 

 

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ビオン(祖父江典人訳)『ビオンとの対話-そして、最後の四つの論文』1998・金剛出版

2024年08月25日 | 精神分析に学ぶ

 2018年のブログです

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 またまたビオンさんの本です。

 ビオン(祖父江典人訳)『ビオンとの対話-そして、最後の四つの論文』(1998・金剛出版)を再読しました。

 こちらもなかなか難しかったです。

 2割くらいは理解できたでしょうか。

 やや心許ない理解ですが、じーじなりに印象に残ったことを一つ、二つ。

 まず、投影同一化について。

 人が好まない自分自身の部分は、その人の外部に存在しているように感じられる、ビオンさんはそう解説します。

 なかなかわかりやすい説明だと思いました。

 次が、キーツさんの負の能力(消極的能力)について。

 知らないことに耐えることは難しい、と述べ、人は見たり聞いたりしたくないものは、打ち切りたい、と説明します。卓見です。

 あと、今回、気がついたのは、ビオンさんが、人は思い出すことができないことは、忘れることもできない、と述べている点。

 ここは、意識化の重要性やトラウマの扱い方などについて考えるポイントになると思われました。

 最後は、面接において、大事なのは現実や事実を尊重し、それらを観察すること、をビオンさんは強調されます。

 面接では、冷静に、細やかに、目の前のことを大切にすること、そして、今、ここでのできごとを大切にすることの重要性などを再度、教えられたように思います。

 さらに、今後も読み重ねて、実践と照らし合わせ、理解を深めていきたいなと思いました。    (2018. 11 記)

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 2021年2月の追記です

 負の能力(消極的能力)について述べているところで、知らないことに耐えるのは難しい、ということから、人は見たり聞いたりしたくないものは打ち切りたい、とつなげているところは重要だと思います。

 知らないこと、わからないこと、あいまいなことに人は耐えがたく、そのせいで、見ないことにしたり、聞いていないことにしたがる傾向があるということを指摘しているのだと思われます。    (2021.2 記)

 

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