2024年3月の日記です
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北陸応援割が始まるらしい。
税金による旅行割引だ。
しかし、北陸を応援するなら、自腹を切って応援してほしい。
税金による割引で応援をしても、地元の人はあんまりうれしくないのではないか。
地域も北陸などと広範囲なことを言わずに、能登半島地震の被災地に限ってほしい。
被災地は断水が続き、仮設住宅は十分でなく、復興はこれからだ。
被災地の良心的なホテルや旅館には、二次避難の人々も多くいらっしゃるかもしれない。
被災者の方々から地震や津波や火災のお話を聞くことは、都会からの応援旅行の人々にもきっと勉強になるはずだ。
もし、日程に余裕があるなら、一日くらいはボランティアに参加するのもいい。
それが本当の応援だ。
税金を使っての応援割で、旅行に行ける人々とそれでも旅行に行けない人々との格差はますます広がってしまう。
お金持ちは税金からの割り引きでリッチな旅行をし、貧乏人は税金を払うだけで旅行ができないのは格差拡大だ。おかしい。こんな不公平な話はない。
旅行に行けない家庭の子どもたちはかわいそうだ。
応援旅行に行ける人たちは自腹を切って応援に行こう。
それが本当の能登半島地震被災者への応援ではないか。 (2024.3 記)