2020年1月のブログです
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更科源蔵さんの『北海道の旅』(1979・新潮文庫)をかなり久しぶりに再読しました。
だいぶ前に古本屋さんで買った本で、150円というシールが貼ってあります。
しかし、中身はなかなか充実しています。
どさんこのじーじでも、へえー、そうなんだ、とびっくりするような内容がたくさん出てきます。
特に、火山や地震など、自然関係の知識で教えられることが多くありました。
今はまったく静かに見える山や湖が、近くは明治や江戸時代の頃に大きな変動があったりして、驚かされます。
北海道の自然の美しさを見る眼が少し豊かになるような気がします。
また、自然だけではなく、アイヌやオホーツク人の人々の生活やその後の和人の進出など、歴史を考える内容も豊富です。
更科さんは道東の開拓部落の出身、その苦闘ぶりは小説『原野』などに詳しいですが、そういうこともあってか、開拓と人々の生活、近代化と自然などなど、考えさせられるテーマは多いです。
今年の夏の北海道旅行が楽しみになってきました。 (2020.1 記)
先日、貴ブログさんを見つけて感銘しましたので、勝手ながらフォローさせて頂きました。
ずっとお付き合いくだされば幸いです。
じーじも初心忘るべからずで、頑張りたいと思います。