ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

山椒の木からなる、すり粉木(すりこぎ)

2015年09月06日 | 木材
伝統工芸と身近なものを材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。

トンカツ屋さんにいくと、まず最初にゴマの入ったすり鉢とすり粉木がでてきました。
トンカツに付けるソースと混ぜるゴマをゴリゴリを擦るためのようだ。

ところで、このすり粉木。
昔から山椒の木でできたものが多いですよね。


その理由を調べてみると、
・山椒の木が削れて、香りが付く
・山椒の木が削れて、解毒作用が期待できる
・もともと山椒の木は硬くて削れにくい
と書かれているようです。

でも、いずれも明確に証明されていないようです。
今度、図書館に行って、正確な理由を調べてみよっと。


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