ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

刷り上がりました!!

2012年04月26日 | お知らせ
伝統工芸を材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。

先日ご案内した小職の書籍「パパは金属博士!」の続報ですが、印刷された書籍10刷が自宅に届きました。
明るい感じの表紙に仕上がっていて、大満足です。


慌ててyahoo japanで書籍名称の「パパは金属博士!」を叩くと、インターネット書籍販売のサイトで注文ができるようにもなっていました。
本屋さんには、来週には並ぶ予定です。

いよいよ書籍が出版されます!!

2012年04月15日 | お知らせ
伝統工芸を材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。

本日は、皆さんへのお知らせです。

以前にご紹介しましたが、小生が執筆した書籍が4月25日に技報堂出版㈱様から出版されることになりました!!
http://gihodobooks.jp/information/recently.pdf

題名は、「パパは金属博士!」。
内容は、もっとも身近な素材である金属について、40種類の身近なモノを例に出しながら平易に説明しています。

伝統工芸に携われている方々も、日ごろ、金属を扱われることが多いと思いますが、書籍は専門的な内容ではなく平易にまとめましたので、参考になる部分もあるかと思います。

発売された際に改めてご紹介しますので、みなさん、お楽しみに!!

デザイン情報誌 movin'

2012年04月08日 | お知らせ
伝統工芸を材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。

富山県高岡市にある高岡市デザイン・工芸センターから「movin'」が発刊されました。
「movin'」は、1回/年に発刊されるデザイン情報誌で、高岡市デザイン・工芸センターのHPからPDFで閲覧することができます。
http://www.suncenter.co.jp/takaoka/movin/movin.html

高岡クラフトコンペに挑戦した富山大学芸術学部の学生さんと地元企業との取組みが紹介されています。
表紙を飾っている砂時計は、そのコラボレーションによって生まれた作品のようで、素材としてアルミニウムが使われているようです。
アルミニウムは軽量なため、様々な輸送機器の燃費向上が求めれれる中、注目されている金属の一つです。
アルミニウムの色はステンレスや錫とも違う独特な銀白色の風合いを持っており、また、アルマイト加工と呼ばれる電気的な表面処理で様々な色に着色することができます。
今から150年ほど前はアルミニウムの精錬技術が未熟であったため、金、銀にならぶ貴重な金属とされていたそうです。

今となってはアルミニウムは汎用的な金属の一つですが、先日ご紹介したネオジウム磁石と同様に、伝統工芸とのコラボレーションの可能性を秘めた金属ではないでしょうか?

創造力を刺激

2012年04月01日 | サイエンス
伝統工芸を材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。
随分、ご無沙汰してしましました。いつもブログを覗いて頂いている方々には失礼しました。

さて、今日は、先日、家族で東京に遊びに行ってきた時に見つけたおもしろいモノを紹介します。
それは、「MAGICUBE」という直径約6ミリ程度の玉が216個集まったパズルです。
玉の一つひとつが磁石でできており、玉の連結状態を変えることによっていろんな形を作ることができるのです。

インターネットで調べると、その磁石は、いわゆるネオジウム磁石と呼ばれる超強力磁石の様です。
ネオジウム磁石は、ネオジウム、鉄、ボロンという3つの元素を主成分とする磁石で、永久磁石の中で最も強力です。
フジテレビ系の番組で「ほこ×たて」というのがありますが、皆さん、ご覧になったことはありますか?
強いモノ同士を対決させる番組で、ネオジウム磁石の強力な磁力を利用した反発力と、強力接着剤との対決も紹介されていました。

「MAGICUBE」はいろいろな形を作り出すことができるので、大変面白く、触っていても飽きません。

ネオジウム磁石の玉は、インターネットで1個120円くらいで購入することができます。
伝統工芸品と組み合わせると、きっとなにか面白いものが生み出せすかもしれませんね。