伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。
今回は、硬貨のお話です。
韓国では、2006年までは黄銅の10ウォン硬貨が発行されていたそうですが、銅高騰に伴って素材価値が高くなってしまい、
10ウォンの額面よ高くなり、10ウォン硬貨は銅めっきアルミニウムの硬貨に改められたそうです。
これも銅からアルミニウムへの代替の事例でしょうかね。
ちなみに、今日の妻とのお買い物の際に、骨董屋さんの横を通った際に、古銭の山を発見。
ガサガサ古銭の山を確認すると、ありました! 10ウォン硬貨!
確かに、表裏面は銅色、切断面は銀白色になっており、銅めっきされたアルミニウム板材を打抜いて作られたんですかね。
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『原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)
『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
『ツールエンジニアモノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)
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