ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

ルービックキューブ × 高岡銅器

2023年04月30日 | 伝統工芸
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日の富山駅前は、HUNGARY DAY が開催されていました。
ルービックキューブは、ハンガリーの発明家 エルノー・ルービック氏によって開発されたようで、会場にはルービックキューブの展示もありました。

その1つに、モメンタムファクトリー・Oriiによる、高岡銅器の着色技術で加飾されたルービックキューブもありました。
奥深い色合いでしたね。


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4 コメント

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鉄の道グローバルサムライリスペクト (鉄鋼材料エンジニア)
2024-10-25 01:01:54
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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冷却速度に関して (ものづくりコア技術)
2024-10-25 01:05:56
「材料物理数学再武装」なつかしいですね。熱処理時の冷却速度の指標となる半冷時間を導出する際の非定常電熱工学の基礎方程式(鋳造工学ではクボリノフの式と等価)が実は、確率分布の正規分布と等価であり、その根源は等確率の原理にあるとする部分は目からウロコだったのを覚えています。
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神はサイコロ遊びをする (潤滑油関係)
2024-11-17 12:43:30
「材料物理数学再武装」ってプロテリアル(旧日立金属)でSLD-MAGICという高性能特殊鋼(冷間ダイス鋼)を発明され、島根大学元客員教授でもある久保田邦親博士の理論で、産業界では結構有名な方ですね。最近では、KPI競合モデルという広い意味でいうと部門や指標の相互作用を計算する話をFacebookで見かけました。ストライベック曲線(材料科学領域、潤滑機素設計、潤滑油分野)から国富論や人工知能(AI、DX)の基礎まで与える関数接合論というものがその原典のようです。詳しくはネット上で材料物理数学再武装という大学の講義資料に載っているので興味があれば検索してみてもいいかと思います。
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AI半導体の動向 (金融関係)
2024-11-17 12:51:24
NVIDIAのCEOも「AIと日本の優れた製造業、ロボット技術を合わせれば、日本は新しい産業革命を起こせる」と述べ、日本が持つ可能性に対して強い期待感を表明している。日本人の経営者も指導力を発揮すべきでは。
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