ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

サトウキビ × 圧延

2019年10月31日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

本日は、塑性加工の1つである「圧延加工」の歴史についてです。

圧延加工は、間隔が圧延する材料の厚みより狭くセットした回転する一対のロール間に金属を通過させて断面積を小さくし、長尺な金属を得る方法で、その歴史は、インドに始まるようです。

その昔、インドでサトウキビから砂糖を絞る方法として2本の回転する木製の丸棒にサトウキビを押し込んでいたそうです。
その作業を15世紀ごろにヨーロッパ人が見て、金属の加工に用いたのが始まりだそうです。

サトウキビと圧延。
意外な組み合わせでしたね。

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トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
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「トコトンやさしい 金属材料の本」 祝 第8位!!

2019年10月31日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

日刊工業新聞社より出版させていただいた「トコトンやさしい 金属材料の本」。
本日から販売となりますが、Amazon 売れ筋ランキング 科学読み物本 で、第8位 となりました!


ありがとうございます。


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トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)


銅のはなし』(技報堂出版)


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銅のはなし × 雑誌「機械設計(日刊工業新聞社)」11月号

2019年10月29日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

技報堂出版「銅のはなし」を、雑誌「機械設計(日刊工業新聞社)」の11月号 Sekkei Book Review (p126)で紹介いただきました。
日刊工業新聞社のご担当様、ありがとうございました。


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トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)


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銅のはなし × 高岡市ホームページ

2019年10月28日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

技報堂出版「銅のはなし」が、富山県の高岡市ホームページで紹介していただきました。


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トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)


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機械雑誌「ツールエンジニア」11月号

2019年10月27日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

機械雑誌「ツールエンジニア」11月号は、「機械加工を効率よく行うための鉄鋼材料入門」の特集となっています。


社会の基盤となっている鉄鋼材料について、平易に解説されています。

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「北陸中日新聞」第2面に紹介されました

2019年10月27日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

本日の「北陸中日新聞」第2面に、「トコトンやさしい金属材料の本」が紹介されました。


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トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)


銅のはなし』(技報堂出版)


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「トコトンやさしい金属材料の本」の見本が届きました!

2019年10月26日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

昨日、自宅に日刊工業新聞樣より「トコトンやさしい金属材料の本」の見本が届きました。


理系の方に限らず、どなたでも面白く読んでいただける内容になっています。
近日中に発売となります。

ぜひお手に取ってご覧ください。

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トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)


銅のはなし』(技報堂出版)


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エッフェル塔 × 鉄 その2

2019年10月24日 | 街角の金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

前回に続いて、本日もエッフェル塔についてです。

隕鉄との出会いで鉄の存在を知った人類は、その後、鉄鉱石の製錬技術で自ら鉄を生み出し始めたのはヒッタイト人による紀元前15世紀ごろと言われています。
それから1784年までは、当時、炭素量が3%以上のいわゆる鋳鉄しか製造できませんでした。
そのため、当時の鋼材製品は、鋳鉄の脆さが問題となっていたそうです。
ところが、1784年になると、溶けた銑鉄をかき混ぜて空気中の酸素と接触させることによって炭素を除去する、パドル法と呼ばれる技術が確立されました。
その結果、ねばさのある鋼材を得ることができるようになったそうで、そのパドル法によって作られた鋼材がエッフェル塔に使用されたそうです。

パドル法が開発されなければ、エッフェル塔も建築されなかったかもしれませんね。

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エッフェル塔 × 鉄

2019年10月21日 | 街角の金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

先週土曜日10/19にNHKのEテレで、『地球ドラマチック「鉄の貴婦人 エッフェル塔~知られざる誕生物語」』が放映されました。
建設した技師がエッフェル氏であったこと、エッフェル塔を「鉄の貴婦人」と呼ぶことなど、今回の番組を見て新たに知りました。
ちなみに、フランスからアメリカに送られた自由の女神の骨組みもエッフェル氏が担当した様です。

フランスに行く機会があれば、鉄の貴婦人であるエッフェル塔を眺めてみたいものです。

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西NAVI北陸 × 金属

2019年10月20日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

北陸新幹線の座席にはフリーペーパーの「西NAVI北陸」があり、新幹線乗車時にはいつもパラパラと読ませていただいています。
今月10月号は、「ジオを体感・糸魚川」と題して、新潟県の糸魚川で産出する「ヒスイ」について紹介されていました。

ヒスイは、深緑色の半透明な鉱物で、宝石として珍重されてきました。
鉱物としては、硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)の2種類があるようです。
前者の硬玉(ジェダイト)の化学組成は、NaAlSi2O6で、ナトリウム・アルミニウム・ケイ素の酸化物からなり、本ヒスイと呼ばれます。

宝石として珍重されるヒスイにも、ナトリウムやアルミニウムの金属が関係していたんですね。

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金属材料 ✖️ 歴史

2019年10月15日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

技報堂出版の「銅のはなし」と、日刊工業新聞の「トコトンやさしい金属材料」を執筆した際に、銅をはじめとする各種の金属材料の歴史を調べる機会があり、そのためか、すっかり人類と金属の出会いについて興味を持つ様になってしまいました。

例えば、鉄との出会いは、隕石の一種の隕鉄であったこと、そのため、古代文明のシュメール文明の言語で鉄を「天の金属」と呼んでいたそうです。
神秘的ですね!
また、日本で代表的な隕鉄は、私が住んでいる富山で発見されたようです。なおさら身近に感じます。

10月下旬に発刊される、日刊工業新聞の「トコトンやさしい金属材料」で、金属の歴史についても一部言及していますので、ぜひご覧くださいませ。

トコトンやさしい金属材料の本 (今日からモノ知りシリーズ)

2019年10月02日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

日刊工業新聞さまから、10月下旬に出版される「トコトンやさしい金属材料の本 (今日からモノ知りシリーズ) 」の書籍表紙が公開されました!

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『銅のはなし』(技報堂出版)

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