ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

紀元前にもトングがあったんですね!(大英博物館×銅 その2)

2016年09月04日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

ご無沙汰していました!
実は、8月の夏休み中、家族とイギリス ロンドンに行ってきました。
その時に仕入れた金属関係の情報を数回にわたって紹介します!

今回は、その2回目。
大英博物館に展示されていた「紀元前のトング」です。

トングは、ピンセットの様にものをつまむには都合の良い道具で、夏のバーベキューには大活躍の道具の一つですよね。
そのトングが、紀元前1350年には使われていたようです。
もちろん、その材質は青銅(ブロンズ)。


今も昔も、トングの形状は変わらないのですね。
驚きでした。。。

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ox-hide ingot 牛革インゴット?(大英博物館×銅 その1)

2016年09月04日 | サイエンス
伝統工芸と身近な物を科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

ご無沙汰していました!
実は、8月の夏休み中、家族とイギリス ロンドンに行ってきました。
その時に仕入れた金属関係の情報を数回にわたって紹介します!

今回は、その1回目。
大英博物館に展示されていた「紀元前の銅地金」です。



写真は銅の発祥の地であるキュプロスで発見されたもので、紀元前1600~1200年に地中海で用いられたもので、重さは約37kg、持ち運び安く突起が付いてます。
その形状は乾かすために伸ばした牛革ににていることから、ox-hide ingotと呼ばれています。

銅マニアの私にとっては、感動! でした。

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