ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

カッパーくんのカレンダー

2023年12月24日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

JX金属のカッパーくんのカレンダーは、銅マニアには必須アイテムですね。
無事、応募に当選してよかった~。


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これも銅からアルミニウムへの代替の事例でしょうかね

2023年07月17日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今回は、硬貨のお話です。
韓国では、2006年までは黄銅の10ウォン硬貨が発行されていたそうですが、銅高騰に伴って素材価値が高くなってしまい、
10ウォンの額面よ高くなり、10ウォン硬貨は銅めっきアルミニウムの硬貨に改められたそうです。
これも銅からアルミニウムへの代替の事例でしょうかね。

ちなみに、今日の妻とのお買い物の際に、骨董屋さんの横を通った際に、古銭の山を発見。
ガサガサ古銭の山を確認すると、ありました! 10ウォン硬貨!
確かに、表裏面は銅色、切断面は銀白色になっており、銅めっきされたアルミニウム板材を打抜いて作られたんですかね。



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EVや送電線に使われる「銅」、非鉄金属大手や商社が調達に注力

2023年07月16日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

先週7月13日の読売新聞に衝撃的な記事が載りました。

「EVや送電線に使われる「銅」、非鉄金属大手や商社が調達に注力」のようです。
その背景には、2050年の銅需要が3677万トンに対して、同年の銅鉱山からの供給は2370万トンとなっており、
不足分を補うリサイクル材(スクラップ材)として約1300万トンが必要と予想されており、その量は2022年の約3倍だそうです。

鉱石から製錬して得られる電気銅と比べて、二酸化炭素原単位が低いリサイクル材(スクラップ材)。
今後、リサイクル材(スクラップ材)の争奪戦が始まりそうですな。

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天からの恵み × 鉄

2023年07月14日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

ようやく、念願の「隕鉄」を手に入れました。



天からの恵み。人類が初めて手にした鉄。鉄の原点。超徐冷によるウイッドマンステッテン組織。純鉄ではなく鉄ーニッケル合金。・・・
さまざまな表現のある隕鉄!

樹脂埋め・研磨、腐食して、金属組織を観察してみたい。

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江戸時代の日本は世界有数の銅生産国!?

2023年03月12日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、銅にまつわる歴史のある場所のご紹介です。
それは、住友銅吹所跡です。

江戸時代の日本は世界有数の銅産国だったそうです。
当時、住友銅吹所は日本最大の銅精錬所で、日本の生産量の3分の1を精錬してたそうです。
現在は、記念碑が残るのみですが、銅マニアの私としては、一度は行きたい所でした。

訪問が実現して、満足!!




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アルミニウム × 10銭硬貨

2023年02月24日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

私たちの身の周りにあるもので金属で出来たものと言えば、その1つに硬貨があります。
現代の硬貨のほとんどは銅合金で、唯一、1円硬貨のみがアルミニウムです。

実は、同様のアルミニウムから出来た硬貨は、過去にありました。
それは、10銭硬貨です。


写真は、昭和16年(左)と昭和21年(右)の10銭硬貨で、太平洋開戦時と終戦翌年のものとなります。
ある文献によると、昭和20年の終戦間際には、このアルミニウム硬貨が溶解原料に使用されて、航空機用板材に使用されたようです。

歴史を感じます。

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カッパーくん カレンダー

2023年01月10日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

昨年末に抽選に申し込んだ、「カッパーくん カレンダー」が、本日、届きました!
銅マニアとしては、欲しいものの1つでした。
早速、わがデスクで使用せねば。



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カニ × 銅

2022年12月18日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

冬といえば、カニ。カニといえば北陸といっても過言ではありません。
カニは、私が住む富山でもおいしくいただけます!
今の時期、近所のお魚屋さんでは、茹でたカニが並んでいます。


ところで、エビやカニなどの節足動物甲殻類には、銅が多く含まれていることをご存じでしたか?
銅は、エビやカニ以外に、種子や穀物類、ノリやワカメなどの海藻、イカやタコ・カキなど軟体動物にも多く含まており、
これらによって私たちの健康に欠かせないミネラルの補給に役立っています。

カニと銅。
意外な組み合わせですが、カニは、美味しいだけでなく、私たちの体へのミネラル補給にも役立っています。

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皆既食中の月の色は「赤銅色(しゃくどういろ」

2022年11月08日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は皆既月食。
皆既食中の月の色は「赤銅色(しゃくどういろ」って言うらしい。
JX金属のツイッター 「カッパーくん_JX金属」 の情報でした。


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鉄道の日(10月14日) × 銅

2022年10月09日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、「鉄道の日(10月14日)」を記念して、富山県の宇奈月駅周辺で、トロッコ電車車庫見学会や機関車撮影会、鉄道部品などの販売といった多彩な鉄道イベントを開催されましたので、ちょっとぶらりと行ってきました。


会場では、なんと、銅のトロリー線の販売もあり、銅マニアとしてついつい買ってしましました!


妻と二人で、久しぶりに良いドライブになりましたわ。

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かわりばんこ

2022年07月30日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、「かわりばんこ」という言葉についてです。
交代で物を使うことを「かわりばんこ」と言いますが、改めてこの「かわりばんこ」という言葉。
どういう語源かを調べてみました。

鍛冶屋で刀を作るとき、「番子(ばんこ)」とよばれる労働者が交代しながら「ふいご」という送風機を踏んでいたそうです。
一人でふいごを踏み続けることが難しいため、番子が代わりながら交代でふいごを踏むようになったそうです。
このことから、交代で物を使うことを「かわり(代わり)ばんこ(番子)」となったそうです。

日頃使っている言葉で、金属加工と関連するものが少なくありません。
皆さんも、何気なく使っている言葉について調べてみるのも面白いかもしれませんね。

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赤レンガ × 鉄

2022年07月30日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

本日は、金属のよもやま話として、「赤レンガ × 鉄」についてご紹介します。
富山には、第三セクター鉄道「あいの風とやま鉄道」があります。
あいの風とやま鉄道は、旧JR西日本の北陸線で、北陸新幹線の開通と同時に第三セクター鉄道となりました。

あいの風とやま鉄道の駅の1つの東富山駅には、赤レンガでできた小さな小屋があります。
ネットで調べると、この小屋はランプ小屋で、照明用ランプや燃料等を収納していた倉庫だったようです。
その設置は、なんと明治41年9月のようです。



この東富山駅にあるランプ小屋にも使われている赤レンガ。実は、金属の「鉄」と関連しています。
赤レンガは、粘土質の土を焼成(焼いて)して、形作られます。
赤レンガが赤いのは、粘土中に含まれる水酸化鉄微粒子が、焼成によって赤色の酸化鉄(ベンガラ)に変化することが理由のようです。


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チョコレート × アルミニウム

2022年07月18日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

久しぶりに板チョコを食べたくなり、ダイエット中にもかかわらず、ついつい買ってしまいました。


改めてですが、板チョコが紙包装の内側にアルミニウム箔で包まれていることに気づきました。
今まで何気に思っていましたが、アルミニウム箔が使われている理由はなんだろうと思い、ネットで調べてみました。
それは、アルミニウム箔の遮光性、防湿性、保香性からだそうです。
遮光性、防湿性、保香性であれば、樹脂系フィルムでも良さそうですが、アルミニウム箔が選ばれている理由は、おむすびをクッキングアルミフォイルで包むのと同様に、食べかけのチョコレートをアルミニウム箔で包み直すことができるからだそうです。
ちなみに、元の形をとどめないまで変形することを塑性変形と呼びます。

身近な板チョコを包む梱包材にアルミニウム箔が使われているのは、遮光性、防湿性、保香性、塑性変形といった材料選定に基づいていたんですね。
なるほどでした。

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食品添加物 × 鉄

2022年07月16日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

先日、NHKのテレビ番組「あしたが代わるトリセツショー」を見ました。

番組では、「“鉄分”の取説〜世界が注目!疲労・頭痛・不眠を改善!?」と題して、
鉄分について解説されていました。
番組では、アメリカの鉄分を多く含むシリアルが、磁石に引き寄せられる様子が映っており、正直、驚きました!

早速、鉄分となる食品添加物を調べてみると、「還元鉄粉」(日本粉末冶金工業会資料より)のようでした。
還元鉄粉ということは、いわゆる純鉄。
そりゃぁ、磁石にくっつきますわね。

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切削工具 × 7月5日

2022年07月05日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、切削加工についてです。

工作機械にて機械的なエネルギーを被加工材に付与して金属材料を機械的に除去する金属加工を大別すると、
①金属材料に工具と相対的な運動を与えて削る切削加工と、
②高速で回転する砥石を用いて金属材料を削る研削加工、
の2つに分類されます。
このうち、①切削加工は、ボール盤や旋盤、フライスなどの工作機械を用いて、金属材料の不要部分を切り屑として除去して、所用の形状や寸法へと仕上げる加工プロセスです。

この切削加工に使用する工具を切削工具と呼びます。

「切」の字に入る7の字と、工具の「工」から連想した5の数字から、本日7月5日は、「工具の日」だそうです。

いろいろな記念日があるものですね。


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