ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

ありがとうございます!

2021年09月28日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

まもなく「図解よくわかる金属加工」が発刊されますが、
発刊前の予約受付で、Amazon 金属・鉱学 の 売れ筋ランキングで6位!
皆さま、ありがとうございます!
おまけに、「トコトンやさしい金属材料の本」も12位!

ぜひ、ご活用ください!!


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)新規

金属の三兄弟 金・銀・銅

2021年09月26日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

以前に執筆した「トコトンやさしい金属材料の本」のコラムで、金属の三兄弟 金・銀・銅と題して、オリンピックメダルの順位の理由について、少々、私見も入れながら紹介させてもらいました。
日刊工業新聞社さんのニュースイッチにもご紹介いただきました。

ところで、京都の寺院で金閣寺、銀閣寺があることはご承知の通りですが、銅閣寺があるのか?とふと思い、ネットで調べてみると、、、
ありました! 銅閣寺。
京都市東山区のお寺、大雲院の祇園閣は通称・銅閣寺(銅閣)と呼ばれているそうです。

コロナ渦でなかなか外出や旅行が行きにくい状況ですが、コロナ開けにはぜひ行ってみたいと思います。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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「 図解よくわかる金属加工」の初版が届きました!

2021年09月22日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

先日からご案内させていただいている、書籍「 図解よくわかる金属加工」の初版が届きました!
やはり、手元に形となって書籍が届くと嬉しいものですな。


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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1セント硬貨 × 銅合金? 亜鉛合金?

2021年09月20日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

昨日、最近のアルミニウム地金高騰と絡めて、1円硬貨に使用されるアルミニウムの価値についてお話ししましたが、
実際に、ネットで調べてみると、アメリカ合衆国の1セント硬貨で同様のお話があったようですね。

長い歴史のなかで、1セント硬貨に使用される材料の構成もさまざまに変化してきたようで、1982年までは1セント硬貨には銅合金が使用されていましたが、使用される銅の価値が1セントを超えるようになり、現在は亜鉛合金に銅めっきされたものが使用されているようです。

ということは、写真の左側が銅合金で、右側が亜鉛合金ということになりますね。



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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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1円硬貨 × アルミニウム地金高騰

2021年09月19日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

最近、銅やアルミニウムなど、金属地金の高騰が報道されていますね。
特に、アルミニウムにおいては、
・世界最大のアルミニウム地金生産国の中国で二酸化炭素排出抑制に伴う減産、
・原料であるボーキサイトの産地ギニアでクーデターが発生
が影響しており、現在のアルミニウム地金の価格は、おおむね350円/kg(0.35円/g)くらいでしょうか。

ちなみに、純アルミニウムが使用されている1円硬貨の重量は1gですので、1円硬貨を現在のアルミニウム地金価格(金属としての価値)で表わすと0.35円となります。

非現実的な話ですが、アルミニウム地金価格が現在の3倍以上の価格にまで高騰すると、1円硬貨に使用する金属をアルミニウムより安価な金属に変更しないといけなくなっちゃいますね。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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関係なさそうな2つの金属 銀と鉛

2021年09月18日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

本日は、これからブログで紹介しようと思っていることをちょっと紹介します。

それは、「銀と鉛」についてです。
銀と鉛は、特性が全く異なり、またそれぞれの金属価格も大きく異なるなど、一見、関係なさそうな2つの金属ですが、
実は関係深いのです。

その一例のお話をすると、「銀の価値を低下させた鉛」という内容です。
古代では、銀の価値が金より高かったことが知られており、例えば、当時の金製品に銀めっきを施したものもあったようです。
これは、当時、製錬技術を有していない古代人にとっての唯一の金属の入手手段である自然金と自然銀の量に関係していたようです。
しかし、その価値も16世紀に大きく変化し、金の価値の方が銀より高くなりました。
その背景には、実は鉛が関係していたようです。。。

このような、一見、なんら関係なさそうな銀と鉛について、歴史や特性、加工方法、用途などさまざまな視点で比較しながら、何回かに分けてご紹介したいと思っています。

お楽しみに。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定


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図解よくわかる 金属加工

2021年09月14日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

9月末に発刊予定の「図解よくわかる 金属加工」の書籍表紙が決まったようです!
今月末が楽しみです。




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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定

トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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「鉛筆」と呼ばれる理由 × 鉛

2021年09月05日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

相変わらず、お休みの時は執筆を進めています。
現在は、大河出版樣の雑誌ツールエンジニア「モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと」の10月提出原稿です。
今回は、「亜鉛」に関する内容のため、その名前の語源などを調べていました。
その過程で、同じ「鉛」という漢字を使いながら鉛ではない「鉛筆」について、なぜ「鉛」という漢字を用いているか?について調べてみました。

三菱鉛筆のHPによると、
「■「鉛」を使わないのに「鉛筆」と呼ばれる理由は?」について言及されており、それは、以下の通りでした。

現在の鉛筆より「前のもの」は、鉛の棒「尖筆(せんぴつ)」でした。この鉛の棒は現在の鉛筆のように黒い跡は残せず、文字を真っ直ぐ書くために、あらかじめ薄く線を引く目的で用いられました。この鉛の棒を"lead pencil"(鉛の筆)と呼ぶようになり、呼び方と現在の鉛筆が一緒に輸入され「鉛筆」と訳されたのではないかと言われています。

ちゃんとした理由があったんですね。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定

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