私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

最終日は漁港への巻   台湾釣(ガサ)行㊿

2017-02-21 07:53:51 | 台湾の魚たち
 2016年12月28日 水曜日

最終日。
フライトまで時間がある。
私のわがままで高雄市近郊の漁港へ。
何にせよ魚であれば楽しいのである。
小さな露天の店先にはいろんな貝が並んでいる。
しっかりした店構えの軒先には大きなカラスミが所せましと干されている。
昨夜の夜店の7割くらいの価格である。

海は灰白色ににごっていた。

漁港の隅に小さな魚の群れを見つける。
パンねりで釣ろうとするが釣れない。
コンビニでサンドイッチを買い、具の肉で釣ろうとするが
「ありゃ、これ、ピーナッツバターじゃがっ!」というわけで釣れない。
魚の群れは、捕食行動のスイッチが入らない限り見向きもしないのである。
マキエなんかは、そのスイッチオンのために、セッセコやっとられるのである。
何の魚だったんかなあ。

人気アイドルのスケジュールみたいにぎっしりつまった1週間だった。


私はこの日まったく写真を撮っていない。
何となく感傷的になっていたのと少し疲れていたせいである。
そういえば昔はフィルムカメラで虫・野草・鳥・魚・愛娘を撮っていたなあ。
取り直しがきかないので1枚1枚真剣だったわ。
フィルムも富士フィルムが少し高く、いつもコダックフィルムを買っとったわ。
「ビンボー人のコダックさん」じゃったわあ。(ついてこれる人だけでええけんね)
いらんことを思い出すのである。


日本へ戻りたくないなあ。
このまま魚釣り・ガサをしていたいなあ。
と、思いつつ高雄空港へと向かうのであった。

台湾釣(ガサ)行、これにておしまい。