私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ホウボウ:ほうばる煮付けの巻

2017-07-18 06:55:45 | 魚を食らう
2017年7月16日(日) 魚市場にて その②

ホウボウである。


ホウボウかどうかパッとわかる方法・・・・・・(つい、ホウボウと書きとうなるオッサンシンドロームが・・・)は
パッとすればいいのである。


なんで胸ビレ、こんな模様にせなあかんねん!
なんで暗い海の底でこの胸ビレ開いたまま歩かなあかんねん!

つくづく自然の摂理は深淵なるものだと思う。
人類の知恵など足元にも及ばない、なんて思ってしまう。

例えば、ある外国へと社員旅行、何千年もの歴史のある建造物を前に先輩の熱き説明が続いてたとする。
そこへ、その街では普通にいるらしいけど見たことのないトンボが飛んできたりする。
すると、大変なことになるわけだ。
当分先輩は口を聞いてもくれなくなる。(実話ではない、例えにすぎない)

私は今でもトンボとの出会いを優先・・・・・・

さておき、道の駅魚市場で買った「いろいろ200円」パック。


その中のホウボウ5尾の調理開始。


石頭である。
お友だちがカナガシラくんと呼ばれている理由がよくわかる。
そのかったい頭はみそ汁のダシになってもらうとして、


後は煮付けにしよう。

若く貧しかった頃、アニキと、今は師匠と呼んでる人と3人で鍋にしたことがある。
そのとき、ガザミ(ワタリガニ)の第4歩脚のホッコリした身とソックリだった。
「この魚、カニじゃあ~!」とおかしな雄叫びをあげながらむさぼった。
さあて、貧しさゆえなのか?
 
試してみるのだ!  (ん? 今も貧しいんとちゃうんか?)


上品なしっかりした旨い白身である。
が、魚の味である。
少なくともカニの味ではなかった。
こうして懐かしい淡い思い出も現実へと、あの頃やさしかった女性もゆるぎなき師匠へと・・・・・・