私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

イボダイ:空とモンドリも使いようの巻

2017-07-19 06:51:42 | 魚を食らう
2017年7月18日(火)

イボダイのあくんとうんくんである。


すんません。
この顔見とると、ついふざけたくなる。(あとちょっぴしつきおうてつかあさらんかの?)

日曜に買った「魚いろいろ200円」チームの一員なのだ。

コイツらを使って40年ぶりの干物に挑戦じゃ。

あの時は校舎の屋上にずらりと一面カタクチイワシを並べた。
毎日メザシ弁当を食った。
貧しいけれど豊かな鮮やかな時代だった。

ハラワタをとり塩水に30分、その後ザルへ。


さ、干すぞ!
といっても干物カゴなど持っとらん。

ええいっ!
モンドリじゃあ!
モンドリは小魚を捕る時に使う網カゴなのである。(県によっては使用禁止の所もあるよ)
ジッパーを開け、中に並べ、2階の物干し竿にくくりつける。


なかなかええやないの。

おっ? 穴から丸見えやないの。




あかんわ。ハエたち入り放題やんか。

そう、モンドリには
「小魚たちがエサにつられて入り込む出入り口が開いている」という
大きな欠点があるのだ。(それは欠点とは言わん)

とりあえず新聞紙で 「レインボーブリッジ封鎖しま~す!」

こうして朝、干物が無事完成したのである。


まるでスイミーだ。(知らん人はお子さんお孫さんの絵本を)
めんどくさいし出勤前で忙しいし・・・・・・フライパンで焼くわ。

むしって食べる!
ヤナギムシガレイの風味を少し強くしたクセといい、
塩味としなやかな身のしまり具合といい、
もう、もう、絶品やないの!
干物は買うもんじゃない、モンドリで作るもんじゃわ。

空とモンドリも使いようなのであった。

ちなみに、
イボダイのことを私はボウゼと呼んでいた。 ボウゼと。
コイツを買ったばかりに、日曜の釣りは・・・・・・
キジハタの子もメジナの子も見えているのに・・・・・・後はお察しくだされ。