私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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メコンヨシノボりなど:丘を越えて行こよのキャンプ場?~ガサ合戦編 その2~

2017-10-03 17:31:28 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 5日目(2017年8月3日・木) その② キャンプ場での私の成果

スキストゥラ属( Schistura sp. )のドジョウである。


渓流を好むこのスキストゥラたちは、種分化が進んでて、
南アジア・東南アジアに220種近くもいるという。
その中のどいつなのかは、いくら図鑑やネットを見ても私にはわからない。

私が進んだ上流域には、砂地の平瀬とゴロタ石の早瀬。
遊泳魚たちはシュッ!シュッ!とアッという間に散っていく。
そんな人情味のない連中は相手にしてやらないことにする。

礫と礫の間を両足でゴソゴソとタモ網へ。
かくして、まあまあのんと


ちっこいのんと


を採らせていただいたのである。

そして、おるだろうと想定していたヨシノボリもゲット。


ずいぶん小さくて地味だ。
もっと大きいのん採らんと、と早瀬の深みへ。




2尾追加した。

その頃には滝のような汗が流れていた。
わずか20分ほどガサをして2種類採れただけだというのに。

というわけで、ガサは圧倒的に隊長の勝利だった。
当然のことなのである。

その夜、宿でネットを開く。
このヨシノボリが、リノゴビウス・メコンギアヌス( Rhinogobius mekongianus )という学名であると知る。
つうことは、日本語で表すと「メコンヨシノボリ」ということなのね?
これまた、さまざまに種分化している代表の1つであるヨシノボリの中で、
きみは『メコン』を名のっているのだね?

いやあ、メコンを名のれる魚もなかなかおらんし、採れんしなあ。
確かにきっぱりと負けてるケド、なんかうれしいわあ。
グフッ、グフフフフ、ワハハハハハハハ・・・・・・・。