私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

シラウオを見る : 島根行脚⑥

2018-04-24 12:21:39 | 通し回遊魚
2018年4月24日(火)

島根行脚④を
「さ、次はシラウオ見に行こか」としめくくったまま、ほったらかしとったのだ。

今日のような雨の日に書きためておかんと。

シラウオである。


オス


メス 抱卵してるね。


「ほほ~っ! 遡上するようすや!」と思われた方は申し訳ござらん。

島根県立宍道湖自然館ゴビウスの水槽で友が撮った写真なのである。
フラッシュ禁止のため、撮影の上手い友でもなかなかいい画像にはならない。

しかも、水槽にぶつかるせいかタラコくちびるになっとるのである。

「シラウオ見に行かん?」と友からメールをもらったとき
「行く行く」と応えつつ、てっきり天然遡上を見に行くのだと、私も勘違いしたのである。

まさかゴビウスのロビー展示だとは到着するまで気づかなんだ。
しかも、ロビーと売店までは無料。
春の特別展「にょろにょろファミリー」(入館料500円)にも入らずにずっとカシャカシャ。

私の写真は見るに堪えないものばかり。  トホホホホ・・・

ま、よくよく考えれてみれば
産卵のために宍道湖流入河川に遡上するとしても
そんな姿を簡単に観察できるわけはないもんなあ・・・

宍道湖七珍でもあり、宍道湖漁業協同組合で漁獲管理されてる魚だしなあ・・・

しょげてるように見えたのか
友は宍道湖の小河川でシロウオが採れるまでガサを頑張ったんだってさ。
優しい人だねえ。

「シラウオが見れるっ!」と期待してた人が万が一いたら
その友に免じて許してやっちくり。

友が採って撮ったそのシロウオのオス


抱卵してるメス


ちなみに、シラウオはキュウリウオ目シラウオ科、アユの親戚筋の魚。
その一方、シロウオはスズキ目ハゼ科、ウキゴリやミミズハゼの遠い親戚にあたる魚。

イヌ科とネコ科の違いよりもっともっと違うんだけどね。


関東支部長の報告

2018-04-24 08:01:26 | 淡水釣り
2018年4月24日(火)

「全国タナゴ竿で何でも釣っちゃるけんね連盟」(今つくった)に所属する
関東支部長(という肩書きにさせられた弟)より、報告が入った。

広島西部支部長の兄と同様、律儀なものだ。

4月21日(土)
サシ(ミミズは老眼のためつけにくいから)とゴカイを買い
毎週趣味で行うテニスのついでに釣りをしてみたらしい。

この日は川釣り。
メールには
「下手なので2匹しか釣れませんでした。」
「カワムツですか?」 と書かれていたが・・・

添付されていた画像はタモロコだと思うぞ。


元々タモロコは西日本に分布している魚なので、
「へえ~っ! やっぱり関東にも移入されてるんだ!」という実感が湧いた。
ありがたいことだ。

さらに報告は続く。
「この日、明日用の青イソメをテニスクラブの冷蔵庫に忘れてきました。
 残念。明日、クラブの冷蔵庫をあけてびっくりする会員さんもいるかも。」

さすが私と似た遺伝子を持つ弟である。

4月22日(日)
同じくテニスの休憩中に釣り。
「タモロコ釣れず。こんなハゼっぽい奴?ゴリっぽい奴? 2匹が釣れました。」とのこと。

ヌマチチブである。


ほほの斑点の少なさ・胸ビレの三日月模様に入るオレンジ色の線から
そうじゃないかなあ、と思った。

結構汚濁の進んだ川なのかもしれない。

いずれにしても私の趣味に付き合ってくれたというありがたい話なのである。
幼い頃は3兄弟、頑固親父の指導のもと、フナやハゼなんかよく釣ってたもんなあ。

釣りは気が向いたときでいいからね。
無理して合わせんでもいいからね。