2019年6月3日(月)
ヨコヅナサシガメ
一昨日の「川の健康診断」に参加してたとき出会った。
私らのグループは定年退職後のロートルおじさんばかり。
水質検査はテキパキ済ませたし、調査地点は本部の近く。
「はよ帰っても待つばかりでっせ」 私の足取りはモタモタと。
一直線に高速で突っ走るリニアモーターカーのようにはいかぬ。
そう、シニアモータモターなのである。
(このダジャレが言いたくて抑制が効かないのも老化現象でっせ)
「あっ! サシガメがいるっ! ちょっくら撮影してもええですか?」
「へぇ~っ! サシガメいうんですか?」
「そう。種類まではわかんないケド、他の昆虫を刺して体液吸うカメムシなんです」
「は~、だからサシガメ。 チョロチョロよく動き回りますなあ」
「たしかコイツ、外来種だったような気が・・・」
アスファルトにしゃがんだまま、デジカメを手に追いかける。
「こ、腰がっ・・・!」 口はよく動くが体はすぐきしむ。
さすがシニアモータモター。
さておき、このヨコヅナサシガメ、やっぱり外来種。
中国や東南アジアが本来の生息地。
およそ1世紀前に九州で生息が確認され
30年くらい前から徐々に北上し分布を広げ
今は東日本あたりでも普通にみられるようになってるという。
幼虫は真っ赤なカープ色だというから春先に一度見てみたいもんだ。
分布拡大と温暖化との関連性は何とも言えないケド、人為的な移入ではなさそう。
コイツをわざわざ九州から連れ帰って、地元で増やそうなんて人はおらんやろ?
またひとつ、勉強になったな。
私は、生き物好きと思われてるかもしれないが
生き物そのものよりも生き物が示すしぐさやシグナルが好きなんだと思う。
そのシグナルを読み取ることを面白がってるのかもしれない。
つまらん文句も批判も愚痴も苦悩も何ひとつ言わんもんなあ。
川でも海でもアスファルトでも素直に向き合えるもんな。
ヨコヅナサシガメ
一昨日の「川の健康診断」に参加してたとき出会った。
私らのグループは定年退職後のロートルおじさんばかり。
水質検査はテキパキ済ませたし、調査地点は本部の近く。
「はよ帰っても待つばかりでっせ」 私の足取りはモタモタと。
一直線に高速で突っ走るリニアモーターカーのようにはいかぬ。
そう、シニアモータモターなのである。
(このダジャレが言いたくて抑制が効かないのも老化現象でっせ)
「あっ! サシガメがいるっ! ちょっくら撮影してもええですか?」
「へぇ~っ! サシガメいうんですか?」
「そう。種類まではわかんないケド、他の昆虫を刺して体液吸うカメムシなんです」
「は~、だからサシガメ。 チョロチョロよく動き回りますなあ」
「たしかコイツ、外来種だったような気が・・・」
アスファルトにしゃがんだまま、デジカメを手に追いかける。
「こ、腰がっ・・・!」 口はよく動くが体はすぐきしむ。
さすがシニアモータモター。
さておき、このヨコヅナサシガメ、やっぱり外来種。
中国や東南アジアが本来の生息地。
およそ1世紀前に九州で生息が確認され
30年くらい前から徐々に北上し分布を広げ
今は東日本あたりでも普通にみられるようになってるという。
幼虫は真っ赤なカープ色だというから春先に一度見てみたいもんだ。
分布拡大と温暖化との関連性は何とも言えないケド、人為的な移入ではなさそう。
コイツをわざわざ九州から連れ帰って、地元で増やそうなんて人はおらんやろ?
またひとつ、勉強になったな。
私は、生き物好きと思われてるかもしれないが
生き物そのものよりも生き物が示すしぐさやシグナルが好きなんだと思う。
そのシグナルを読み取ることを面白がってるのかもしれない。
つまらん文句も批判も愚痴も苦悩も何ひとつ言わんもんなあ。
川でも海でもアスファルトでも素直に向き合えるもんな。