私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

イボニシ(釣査220種目):ややこしいもん釣りやがってからに!

2019-06-29 09:44:50 | 他の無脊椎動物

2019年6月29日(土)

イボニシかな?

だとすればタナゴ竿・仕掛けでの釣査220種目なのである。

兄貴が釣ったややこしい貝なのである。

6月24日(月)のこと。

所用を済ませ、兄貴と元宇品へ。

メバルやマタナゴ(ウミタナゴ)たちがたくさん泳いじょる。

ウキウキと竿を出すが、真昼間メバルはそうそう食い気を示さない。

「釣ったよ~っ!」と兄貴。

マタナゴである。

最近、瀬戸内海のウミタナゴは別種マタナゴとされるようになった。

ここ(広島西部)のマタナゴは少し赤みが強いぞ!

撮影をしようにも

ケースに入らんがなっ!

「もっとちっこいの釣ってえや!」と言うのに

続けて、さらにおっきいのを2尾。

竿が満月のようにしなって今にも折れそうだ。

仕掛けもいつ切れるか、気が気でない。

私にキュウセン。

ほれ見てみっ!

丁度ええサイズやろ?

ちゃんと撮影できるサイズを釣ってもらわんといけんで! 

おっきい方がおもろいわ!

なんてことワイワイ言ってたら

「今度は小さいよ~っ! ほれ見てみっ!」

ちゃんとハリスが肉に食い込んじょるがなっ!

ややこしいことする兄貴じゃわ。

確かに釣ったことのない巻き貝なので220種目として登録せんといけん。

20種ごとに図鑑にまとめてるので記念すべき1種なのだ。

なのだが、何でもいいから魚にしたかったなあ。

ちなみにこれで魚以外は22種類目。

軟体類はずいぶん昔に少し興味を持っただけ。

よく知らないのである。

イボニシ

レイシガイ

レイシガイダマシ

レイシガイダマシモドキ(ひどい名じゃね) 

あたりがなんとなく頭に浮かぶケド、確信が持てない。

こんな写真も撮っておくことにした。

昨夜、貝類図鑑を引っ張り出して調べ直して、

殻内部の縁が黒いことからイボニシということに。

イボニシというと、若い頃試し食いをして苦みの強い貝であることや

かつて環境ホルモンの影響を受け、多くの個体がメス化したという報道がされたことを思い出す。

あれからどうなったんだろ?

どれくらいオスに戻ったんやろか?

ついつい『どんだけ~っ!』と叫びたくなるのであった。