私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

キイロヒゲナガオトシブミ:揺籃づくりの春夏③

2021-12-19 17:11:12 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2021年12月19日(日)

今日もさぶいね~!
我が家では「野菜たっぷりポテサラ失踪事件」が未解決のまま・・・
どこいった~? お気に入りのポテサラ~! 出ておいで!
悪いようにはせんから!(と言っといて食べる! 大人は汚いんだよ!)

そんなことはさておき、今春の地元の生き物探し散歩のお話。

ヒゲナガオトシブミを見つけた興奮👇も冷めぬまま、千歩ほどクネクネと歩いて
ヒゲナガオトシブミ:揺籃づくりの春夏②
かみさんが山肌の斜面で見つけた!(いつものことじゃ)

キイロヒゲナガオトシブミ メス

20210510
とにかくとってもおとなしくて、そっと別の葉にのせても日なたへ行っても逃げんかったもん。

もともとは、こんなとこにいて


明らかに揺籃をつくる植物がアブラチャンとは違ってるし・・・


体色も黄色っぽいし、念のために撮影しておいて・・・

帰宅後、調べてみたら
ヒゲナガオトシブミとキイロヒゲナガオトシブミは
同一種の中の体色変異であるという説と
いやいや亜種レベルの違いはあるという説と
何を言ってる!明らかに別種じゃないかという説があって・・・

確かに、同一種ととらえるには揺籃をつくる植物(ホスト)が多すぎて
「いろんな葉に現れる神出鬼没なオトシブミ」なんて言われてて・・・

その後の私の数少ない遭遇体験とど素人の幼稚な考えでは「亜種または別種」のような気がする。

比べてみると
必ずアブラチャンにいたヒゲナガオトシブミはこんな色


ちがう植物にいたキイロヒゲナガオトシブミはこんな色


ヒゲナガオトシブミは脚の付け根の色がツートンになってて


キイロヒゲナガオトシブミの脚は黄色一色


ね?
とりあえず、同一種だとしても別のグループとして分けておいた方がいい気がするな。
少なくともニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴの形質の違いよりははっきりしてるんじゃないかな?

できればオスにも会いたかったなあ~
ま、またそれは来年以降の散歩の楽しみにしとこうかね。

後日、アブラチャンで揺籃つくってたヒゲナガオトシブミのメスも

20210522

しっかりヒゲナガオトシブミらしい濃い茶の体色じゃったしね。