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ザラエノヒトヨタケ Coprinopsis lagopus :ガレも描いた茸

2022-12-08 09:52:36 | 菌類
2022年12月8日(木)

ザラエノヒトヨタケ Coprinopsis lagopus

20221010 傘径2cmほど

山道散歩中にみつけたキノコ。
小さく華奢で半透明の姿は美しい。
気付いて観察し、接写してみて、初めてそう感じた。

ヒトヨタケは「一夜茸」と書き、一晩で朽ちてしまう様子を表しているそうだ。
ザラエノは「ざらざらした柄の」という意味で、確かに柄につぶつぶが見える。


茸というと「食える」か「食えない」かという観点がよく世間をにぎわせる。
けれど、スーパーマリオのキノコたちのように「かわいい」とか
このキノコのように「儚い美しさ」とかいった見方があってもいい。

有名なフランスのガラス工芸家であるエミール・ガレも、このキノコの美しさに魅了され、作品に仕上げたという。

さて、一度みつけると、公園にもため池周りにも・・・あちこちで出会うようになった。
人って動物の目に映る映らないは、そのまま自分自身の生活観・価値観なのかもしれない。

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