2022年10月5日(水)
コアカミゴケ Cladonia floerkeana
20220923 丈10mmほど
湿地帯を散策中、木の柵に赤トンボが止まっていて
赤トンボの仲間は、撮影してから後に胸部や尾部・顔面など確かめないと
私のような虫素人にはその場ではわからないから
とりあえず撮影して・・・何度も撮影していた「ナツアカネ」とわかったのだけれど
そのとき、知人が「おもしろいものがあるよ」と呼んでくれたのが、このコアカミゴケ。
「~ゴケ」という名がついているけれど、コケ植物の仲間ではなくて
「地衣類」という菌類の体内に藻類が共生している複合体らしい。
だから分類学上は「菌類」のグループということになる。
名の由来となってるてっぺんの赤い部分は「子器」と呼ばれる生殖器官。
この中で菌類の胞子がつくられているそうだ。
疑問は、どの段階で藻類を体内に取り入れるのか?ということ。
胞子の段階ですでに内部に藻類を含んでいるとは何となく思えないから。
菌糸を伸ばす過程のどこかで、シアノバクテリアみたいな藻類と仲良くなるんだろうか?
北半球の温暖帯に広く生息しているらしいけれど
菌類と藻類というジャンルの違う小さな生き物たちでさえ「共に生きる道」を選んでいるというのに
人類という生き物は、まったくもって何やってんだか・・・
コアカミゴケ Cladonia floerkeana
20220923 丈10mmほど
湿地帯を散策中、木の柵に赤トンボが止まっていて
赤トンボの仲間は、撮影してから後に胸部や尾部・顔面など確かめないと
私のような虫素人にはその場ではわからないから
とりあえず撮影して・・・何度も撮影していた「ナツアカネ」とわかったのだけれど
そのとき、知人が「おもしろいものがあるよ」と呼んでくれたのが、このコアカミゴケ。
「~ゴケ」という名がついているけれど、コケ植物の仲間ではなくて
「地衣類」という菌類の体内に藻類が共生している複合体らしい。
だから分類学上は「菌類」のグループということになる。
名の由来となってるてっぺんの赤い部分は「子器」と呼ばれる生殖器官。
この中で菌類の胞子がつくられているそうだ。
疑問は、どの段階で藻類を体内に取り入れるのか?ということ。
胞子の段階ですでに内部に藻類を含んでいるとは何となく思えないから。
菌糸を伸ばす過程のどこかで、シアノバクテリアみたいな藻類と仲良くなるんだろうか?
北半球の温暖帯に広く生息しているらしいけれど
菌類と藻類というジャンルの違う小さな生き物たちでさえ「共に生きる道」を選んでいるというのに
人類という生き物は、まったくもって何やってんだか・・・
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