2018年6月5日(火)
タイリクバラタナゴの稚魚ばかりになっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/22/05cc9bae7c24287df388b218f26bfc64.jpg)
タイリクバラタナゴは中国揚子江水系からから持ち込まれた外来種。
私の住む街ではおそらく食用や池の水草の処理のために移入されたソウギョなどの種苗に混入したと考えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d0/9a883b358a10bd4a671eeeb659b6e793.jpg)
日本固有の亜種ニッポンバラタナゴと容易に交雑する。
交雑しながら次第に置き換わっていくために、私の街には純粋なニッポンバラタナゴはすでにいない。
きれいなので飼育する人もいるし、ペットショップでも安く売っている。
飼うのもいいケド、
環境省の生態系被害防止外来種リストのうちの
「重点対策外来種」であることや放流はいけないことくらいは知っておきたい。
今日は近くの用水路の観察に。
昨年まではヤリタナゴ・カネヒラなどのタナゴ類もたくさんいた水路へ。
確認のため、黄身ねり・ミミズをエサに竿を出す。
しばらくの後、ギンブナ(今はフナ類と呼ぶほうが正しいらしい)が1尾。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/10/44ef74e1c643d1170965b7383d58428c.jpg)
水路の端から端までずいぶん歩いた。
歩きながら稚魚を観察し、水槽用の小網ですくった。
ここも在来タナゴ類⇒タイリクバラタナゴばかり、そして魚がいなくなるパターンになるんだろうな。
30年間でいくつもの水路で、このパターンを見てきたもんなあ。
壁面にスクミリンゴガイの卵塊がそこらかしこに・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/48/00366161119d0a3a1122c3eb81f8e1ed.jpg)
これまた、日本の侵略的外来種ワースト100、世界の侵略的外来種ワースト100の巻貝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/2d/d4e1757a0d2920cc7465f905f822052b.jpg)
生き物に罪はない、人間の営みもやむを得ない大きな流れがある。
だからこそ、「自分が何を選び、どう生きるのか?」が問われてるような気がした。
タイリクバラタナゴの稚魚ばかりになっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/22/05cc9bae7c24287df388b218f26bfc64.jpg)
タイリクバラタナゴは中国揚子江水系からから持ち込まれた外来種。
私の住む街ではおそらく食用や池の水草の処理のために移入されたソウギョなどの種苗に混入したと考えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d0/9a883b358a10bd4a671eeeb659b6e793.jpg)
日本固有の亜種ニッポンバラタナゴと容易に交雑する。
交雑しながら次第に置き換わっていくために、私の街には純粋なニッポンバラタナゴはすでにいない。
きれいなので飼育する人もいるし、ペットショップでも安く売っている。
飼うのもいいケド、
環境省の生態系被害防止外来種リストのうちの
「重点対策外来種」であることや放流はいけないことくらいは知っておきたい。
今日は近くの用水路の観察に。
昨年まではヤリタナゴ・カネヒラなどのタナゴ類もたくさんいた水路へ。
確認のため、黄身ねり・ミミズをエサに竿を出す。
しばらくの後、ギンブナ(今はフナ類と呼ぶほうが正しいらしい)が1尾。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/10/44ef74e1c643d1170965b7383d58428c.jpg)
水路の端から端までずいぶん歩いた。
歩きながら稚魚を観察し、水槽用の小網ですくった。
ここも在来タナゴ類⇒タイリクバラタナゴばかり、そして魚がいなくなるパターンになるんだろうな。
30年間でいくつもの水路で、このパターンを見てきたもんなあ。
壁面にスクミリンゴガイの卵塊がそこらかしこに・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/48/00366161119d0a3a1122c3eb81f8e1ed.jpg)
これまた、日本の侵略的外来種ワースト100、世界の侵略的外来種ワースト100の巻貝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/2d/d4e1757a0d2920cc7465f905f822052b.jpg)
生き物に罪はない、人間の営みもやむを得ない大きな流れがある。
だからこそ、「自分が何を選び、どう生きるのか?」が問われてるような気がした。
そもそも繁殖力が強いのか、競合する在来種がいないからか、急激に勢力を伸ばす外来種が目につきます。
また、人為的な環境の変化が、適正なバランスで成り立ってる生態系に与える影響も見過ごせないと思います。
ニッポンバラタナゴの場合、各地でため池のような閉鎖された水系で保護・自然繁殖させる活動がされていたりもします。
が、その池にオオクチバスなどを意図的に放流する輩も時折いるそうです。
そうなると池干しから始めないといけなくなるとぼやかれていました。
まだ、閉鎖水系で保護できるニッポンバラタナゴの場合は恵まれている方です。
大概の絶滅危惧種は開放水系に生息してますから。