私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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ニホンアマガエル Dryophytes japonica :アルビノ幼生

2023-06-27 10:42:27 | 爬虫類・両生類
2023年6月27日(月)

ニホンアマガエル Dryophytes japonica アルビノ幼生

20230620   3cmほど

夕涼みにゲンジボタルの乱舞を見ようと夜散歩に誘われた帰り道。
友人は、LED照明でホウネンエビの光走性を観察し始めた。
そうなると、しばらく動かない。
私はそっと横を離れ、散歩を続けた・・・
と、歩道横の田んぼの隅にコイツがいて・・・


「やたらと白っぽいオタマジャクシだな」と
「目と目の間隔が広いからアマガエルの幼生だな」と、一応他の幼生も探して・・・
見比べる。


「あ~っ!やっぱりアルビノ(遺伝的要因による白化個体)じゃんっ!」と
「はじめて見た~っ!」と、心の中で叫びつつ・・・友のもとへと戻り

「黄色いオタマジャクシ見たことある?たぶんアルビノかな?」と告げる。
「なんだと~っ!見たことないわっ!どこじゃどこじゃ」と・・・
撮影を終え、タッパーへ入れ、再び比べてみる。


友人が持ち帰り、飼育することにした戻り道、2匹目を友人が見つけた。


「色素欠損遺伝子がホモになるような卵のうだったはずだから、近くに何匹かいると思った」と、彼は言う。
「まるで生物学の先生みたいじゃ!」と笑いとばしつつ、なるほどなあ。

その2匹目がコイツ

後足が私のよりよく成長してて、稲の葉を上るまであとひと踏ん張りだ。

ほぼ同じ成長段階のワイルドな個体と比べると

明らかに、眼の色で区別がつくよね。

これらのオタマジャクシの画像は数日間友人が飼育中に送ってくれたもの。
そして、その後しかるべき研究施設へと、今も元気にエサを食べておられるそうだ。

ちなみに、アマガエルは大きな鳴嚢(鳴き袋)を持ち、相当大きな声で鳴く。

割とたやすく見られるので夕涼みがてら、子どもたちと田んぼまわりの安全な道を歩いてみるのもお勧め。

さてさて、肌色か黄色で目が赤いアマガエルになってくれるんだろうか?
楽しみだ。

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