私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

秋の東方漁港見聞録

2018-10-07 10:21:18 | 海釣り
2018年10月7日(日)

2日(火)の満ち潮時と5日(金)の引き潮時をねらって
久しぶりに東方にあるちょっぴり遠い漁港へかみさんと向かった。

私らの釣りは、長く読んでくださってる方にはもうお分かりだと思うケド
数多く釣ることでもなく、人間に有用な魚ばかりを釣ることでもなく

できるだけ多くの種類の魚を釣ってみようとするものだ。

まず、結果から

2日間で14種類を釣った。

満ち潮時には遊泳魚の種類が多く、引き潮時には底魚が多くなるのは
単に180cmのタナゴ竿では届かなくなるからだ。 (当たり前じゃね)

サヨリは数匹満潮時にふらついてた。
イソゴカイの欠片で釣れたのは新鮮な驚き! 
いろんな種類が釣れると写真を撮る時間がなくなってく、今回割愛。

サッパ(ママカリ)の幼魚はたくさん群れてた。
1年ぶりに釣ろうとエビの欠片でねらうケド、なかなか食いつかない。
なんとか1匹釣って撮影。




口の開き方が何となく巨大魚ターポンに似てる。(似てないかな?)


腹部が鋭角にとがってるのもヨットのキールのようでカッコイイぞ!


メナダの幼魚も群れてた。


よく似てるボラの幼魚は食いつかないのに
メナダの幼魚はよくエサを追う。
ボラは成長の過程でデトリタス食をしばらく続けるのだろうか?
メナダは早い時期にベントス・プランクトン食に代わるのだろうか?
誰か知ってる人がいれば教えてほしいな。

ヒイラギの幼魚もたくさん壁をつついてた。


ヒガンフグは釣ったとき、私の近辺で釣れる個体より体色が灰色がかってた。
初物のフグかっ! と色めきたったのに・・・


タケノコメバルは昨年よりずいぶん減った。


ムラソイも。


磯焼け(海藻が成長してないこと)が原因かもしれない。

この漁港では初物のマタナゴ。


ずっとウミタナゴと呼んでたケド
東日本以北に生息するウミタナゴと別種とされたことに最近気付く。

シロギスは今年、成長が遅く小さいまま。


キュウセンのメス。


コイツを釣ったしばらく後、かみさんのタナゴ竿が老朽化でポキリ。
お努めご苦労様でした。
それにしても使用してるタナゴ竿「柳心」一代目も二代目も折れるときは第2関節。(穂先から2番目)
メーカーさん、三代目はそこのところ工夫してみてね。
ま、2000円弱で買ってるし、長く用途外の過酷な使い方してるから十分満足してるケド。

マハゼはそろそろ接岸してきたようでまあまあ釣れた。


ヒメハゼは夏の名残り。


アカオビシマハゼは今年ずいぶん減った。
減ったケド、いっつも釣れて紹介してるのでパス。

今年いろんな所で釣れるのがスジハゼ。


こんな釣り、釣れた魚を観察ケースに入れながら、家族で楽しむのもいいんじゃないかな?

食べられる魚ばかりヤッキになって釣ってるだけじゃ
一緒に釣れた魚の名前を調べたりしながら多様さを知ることや
ダイレクトに引きを味わうことで命を感じながら釣りの楽しみを知ることが
次の世代へと引き継がれていかないかもしれないよ。










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