私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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水生昆虫たちのまとめ:「水辺の生き物調査」完結編

2020-10-04 14:18:50 | トンボ・カゲロウ・カワゲラなどの仲間
2020年10月4日(日)

9月27日(日)のこと、「水辺の生き物調査」のボランティア。

私は魚担当だから、水槽に入れてる魚たちへの質問に答えつつ


水生昆虫にくわしいお方の話に耳をそばだてる。

今年、上流担当では水生昆虫の数もめっきり少ないとのこと。

さ、下流の話になった。

フムフム。
ミズカマキリ・モンキマメゲンゴロウ
コオニヤンマ・クロスジギンヤンマ・ハグロトンボ、このヤゴたちはわかるな。

コヤマトンボ・○○サナエ・○○ヤンマだと? どんなヤゴだ?

担当さんに声をかけて、全体説明中にコソッと教えてもらう約束に。

コヤマトンボ


なるほど!
コオニヤンマを少しスリムにして着飾った感じや。

○○ヤンマ


マルタンヤンマやったかカトリヤンマやったか、はたまた別のヤンマやったか?


ちゃんと名前も特徴も説明してくれたんやけど。(しかも2回もね)

◇◇サナエ


担当さんも「お~っ!」って喜んでたから、少し珍しいヤゴなんだろうね。

コイツが、キイロサナエやったかダビドサナエやったか、はたまた別のサナエやったか?
あるいは全然サナエと違うヤゴやったか?

トホホホホ・・・すっかり忘れてしまったがな。(もちろん帰宅後も一度調べたんだよ)

それはね。

とても虫に詳しいのならと、ついでに、朝見つけたハムシの画像もみてもらったのよ。


「あ、私、水生昆虫が専門でして・・・それなら、お~い!・・・」と、別の担当さんを呼んでくれて

「あ、私、植物が専門でしてハムシはちょっとわから・・・・・・あっ!これアキニレです!アキニレの葉です!」
「アキニレということはハルニレもナツニレもあるんですか?」
「ハルニレはあります!ハルニレとアキニレは別の植物です!」

というど素人質問に困られながら、アキニレの葉と断言してくださった。


ニレの葉にいたのなら、サンゴジュハムシや他のよく似たハムシではなく、ニレハムシじゃんか!


何というラッキーだ!
魚の全体説明なんかの役を引き受けてたら、こんな裏方でヤゴの話もアキニレの話も、そしてニレハムシ判明までたどり着けてはいないもん。
つくづく偶然であろうとなかろうと人のつながりは大切やなあ、とうれしくなって
全体話、思ってたよりかなり長いやんか、とたいくつになって

うろついてたら

こんなきれいな花がポツンと咲いてたり


大きさ7mmほどの小さなコメツキの仲間がいたり


温暖化の影響で分布を広げてるらしいナカグロクチバがいて


かっこいいね~!

いやあ、ニレハムシだとすっかり合点がいったしな~!

そりゃあ、ヤゴの名前すっとんじゃってもしかたないぢゃろ~?
老化だけの問題じゃないぢゃろ~?(メモしないのがいけんのんぢゃ!)

ちなみに、隣県岡山の河川敷にもアキニレが生えていて、この時期にニレハムシが出現するそうだ。
成虫のまま、越冬するとのこと。

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2 コメント

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Unknown (donguriusagi1019)
2020-10-04 17:13:01
こんばんは。
陸の昆虫さんも水生昆虫さんもワクワクです\(^o^)/
ヤゴさんも色々で面白いですね!
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Unknown (私魚人)
2020-10-05 14:35:18
じゃの道は蛇ですよね。
こういう集まりは、子どもたちへの環境学習の場でもあり、それぞれの道に詳しい方との交流の場でもあると思いました。
ありがたいことです。
ヤゴも調べる気にはなかなかならないですもん。
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