2020年12月18日(金)
昨日は、愛媛県松山市主催、夏井いつき選者「俳句ポスト365」の「並・人」の結果発表日。
毎回書くけど、この俳句ポスト365。
ほぼ2週間に一度提示された兼題をもとに気楽にネット投句、夏井さんに選句してもらえて、無料。
俳句投句で無料なのは珍しく、ひとえに松山市行政と「俳句の種を捲く」ことに人生をかけた夏井さんの心意気のおかげ。
夏井さんが『絶滅危急季語事典』なんてのを出版されてるのと
私たちが『絶滅危惧種の現況』をいろんな形で紹介してるのと、何となく親近感もある。
下手なりに投句し続けつつ、自然に親しむ方々に「俳句も楽しいよ!」と伝われば・・・
今回の兼題は『鮫(さめ)』
180cmのべ竿であるタナゴ竿では縁遠い魚だ。
投句人数1707名:投句数9103句と、前回の『嚔(くさめ・くしゃみ)』より減ってるのは、熱燗より鮫が縁遠いからかなあ。
今回の投句は4句
入選句も落選句も載せるから、「どんなのが落選するか」を楽しんでね!
『並』入選句
(今回で4連続の『並』だ!並並並並・へ~いへいへいへ~いだ!)
ここは一つ鮫よひと肌脱いでくれ
2年前、初めて島根の磯だまりにタナゴ竿で挑み
アカハタ幼魚や
アオハタ幼魚や
イシダイ幼魚など、いろいろ釣った。
マックシェイクのストローほどの竿だから、きしんだり折れたりしながら。
カエルウオも初めて釣って驚いた!
夕日が沈むのが悲しかった。
もっと釣らせてくれいっ!
念願のイソハゼを釣らせてくれいっ!という思いと
島根県といえば、出雲神話の『因幡の白うさぎ』。
皮はがされて赤い肌の白ウサギとワニ(鮫のこと)と大黒様のお話も重なって
ついついウサギの立場でつぶやいた句なのであった。
落選句を次々載せるよ~っ!
産まれぬか初孫釣れしは奴智鮫
関東に住む弟、初孫の出産前に落ち着けず、釣りへ出かけるも気もそぞろ。
やっと釣れたのがドチザメ(奴智鮫)だけど、ビビりの弟さわることもできなくて・・・
その様子をラインで教えてもらって、大笑いしたという思い出。
「命がけサメ図鑑」の鮫命がけ
数億年もの前の古生代から、ほとんど姿かたちを変えずに生き残ってきたサメ一族。
凶暴で人食いで恐いという偏見は、映画『ジョーズ』により一気に拡散した。
ほんの数種の大きなサメたちといくつかの条件が重なったときにだけ不幸な出会いになるけど
ダイビング中にであったことは何度もあったけど、襲われたこともない。
むしろ、穴に潜むネムリブカなんてのは引きずり出したりしていたぶった思い出もある。
本の右側の画像は、私がドチザメの幼魚のヒレや口や歯を観察したくて、いたぶってる様子。
ま、人と鮫。
どう考えても生き残りに命がけなのは鮫でしょ?
そんな中、これまた2年前に読んだ『ほぼ命がけサメ図鑑』おもしろかったなあ。
坂下る人偉そ気に撞木鮫(シュモクザメ)
今年、コロナ禍もあり「釣りは遊びだ」と一端やめて、山歩きばかりしてた。
坂を下るとき、のけぞるような姿勢になるよね?
それが、偉そうな人の態度に思えて笑った思い出と
数年前、タイへの貧乏旅で出会った保護と観光を兼ねたアジアゾウの施設。
なんとなく乗る気になれなくてね、上にのっかって誇らしげにできるほどの人間かね、私ってね。
んで、シュモクザメはご存知の通り、少し危険なサメの1種。
目の張り出す特異な形とその下後方にあって、よく見えない口の位置も含め、なんとなく偉そうに思うサメなんだよなあ。
ま、並だ人だと一喜一憂せず、自分らしく空想でなく俳句をつくろっと!
自分のおらん句ならなんぼでもできる。
己の人間性が句に晒される。
を、肝に銘じて。
昨日は、愛媛県松山市主催、夏井いつき選者「俳句ポスト365」の「並・人」の結果発表日。
毎回書くけど、この俳句ポスト365。
ほぼ2週間に一度提示された兼題をもとに気楽にネット投句、夏井さんに選句してもらえて、無料。
俳句投句で無料なのは珍しく、ひとえに松山市行政と「俳句の種を捲く」ことに人生をかけた夏井さんの心意気のおかげ。
夏井さんが『絶滅危急季語事典』なんてのを出版されてるのと
私たちが『絶滅危惧種の現況』をいろんな形で紹介してるのと、何となく親近感もある。
下手なりに投句し続けつつ、自然に親しむ方々に「俳句も楽しいよ!」と伝われば・・・
今回の兼題は『鮫(さめ)』
180cmのべ竿であるタナゴ竿では縁遠い魚だ。
投句人数1707名:投句数9103句と、前回の『嚔(くさめ・くしゃみ)』より減ってるのは、熱燗より鮫が縁遠いからかなあ。
今回の投句は4句
入選句も落選句も載せるから、「どんなのが落選するか」を楽しんでね!
『並』入選句
(今回で4連続の『並』だ!並並並並・へ~いへいへいへ~いだ!)
ここは一つ鮫よひと肌脱いでくれ
2年前、初めて島根の磯だまりにタナゴ竿で挑み
アカハタ幼魚や
アオハタ幼魚や
イシダイ幼魚など、いろいろ釣った。
マックシェイクのストローほどの竿だから、きしんだり折れたりしながら。
カエルウオも初めて釣って驚いた!
夕日が沈むのが悲しかった。
もっと釣らせてくれいっ!
念願のイソハゼを釣らせてくれいっ!という思いと
島根県といえば、出雲神話の『因幡の白うさぎ』。
皮はがされて赤い肌の白ウサギとワニ(鮫のこと)と大黒様のお話も重なって
ついついウサギの立場でつぶやいた句なのであった。
落選句を次々載せるよ~っ!
産まれぬか初孫釣れしは奴智鮫
関東に住む弟、初孫の出産前に落ち着けず、釣りへ出かけるも気もそぞろ。
やっと釣れたのがドチザメ(奴智鮫)だけど、ビビりの弟さわることもできなくて・・・
その様子をラインで教えてもらって、大笑いしたという思い出。
「命がけサメ図鑑」の鮫命がけ
数億年もの前の古生代から、ほとんど姿かたちを変えずに生き残ってきたサメ一族。
凶暴で人食いで恐いという偏見は、映画『ジョーズ』により一気に拡散した。
ほんの数種の大きなサメたちといくつかの条件が重なったときにだけ不幸な出会いになるけど
ダイビング中にであったことは何度もあったけど、襲われたこともない。
むしろ、穴に潜むネムリブカなんてのは引きずり出したりしていたぶった思い出もある。
本の右側の画像は、私がドチザメの幼魚のヒレや口や歯を観察したくて、いたぶってる様子。
ま、人と鮫。
どう考えても生き残りに命がけなのは鮫でしょ?
そんな中、これまた2年前に読んだ『ほぼ命がけサメ図鑑』おもしろかったなあ。
坂下る人偉そ気に撞木鮫(シュモクザメ)
今年、コロナ禍もあり「釣りは遊びだ」と一端やめて、山歩きばかりしてた。
坂を下るとき、のけぞるような姿勢になるよね?
それが、偉そうな人の態度に思えて笑った思い出と
数年前、タイへの貧乏旅で出会った保護と観光を兼ねたアジアゾウの施設。
なんとなく乗る気になれなくてね、上にのっかって誇らしげにできるほどの人間かね、私ってね。
んで、シュモクザメはご存知の通り、少し危険なサメの1種。
目の張り出す特異な形とその下後方にあって、よく見えない口の位置も含め、なんとなく偉そうに思うサメなんだよなあ。
ま、並だ人だと一喜一憂せず、自分らしく空想でなく俳句をつくろっと!
自分のおらん句ならなんぼでもできる。
己の人間性が句に晒される。
を、肝に銘じて。
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