私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

イソゴカイで川釣りじゃ!:雨中下(あめなかじた)の決戦の巻

2017-10-22 06:59:05 | 淡水釣り
2017年10月21日(土)

台風が近づいてる。
予報では、秋雨前線を刺激するため、
午後から雨になるという。

ならば最寄りの漁港へ、雨が降り出すまでやろうじゃないか。

イソゴカイを100円分買って・・・・・・
漁港へ着いて・・・・・・もお~、まだ朝だというのに本降りになってきたやないのっ!

一度も使うこともないままのイソゴカイを冷蔵庫に保管するとしても、
明日はもっと風雨は激しくなることになってる。

「ええいっ! しかたがない。川へ行くっ!」
「ええ~っ? 雨止まんよ。 ゴカイじゃし」
「こういう時に試してみよ。ゴカイで川の魚釣れるかどうか」

こんな所へ。

橋ゲタの下の小さな水路、ここなら雨も防げるもんね。

大きなコイが何匹も流れ込みの浅瀬から逃げてく。

イソゴカイ装てん完了!


さっそく私にアタリ! タモロコである。どんなもんでいっ!

想定通りイソゴカイでも純淡水魚が釣れた。

こうなりゃ何種釣れるか決戦じゃっ!
こうして、雨中(橋)下の戦いの日、ブタは切られたのであった。

直後、かみさんがコウライニゴイを釣った。2種目。


コイツ一番釣れたぞ。

さらに、かみさんがカワヒガイを釣った。3種目。


「今年もしっかり生きとるんやねえ」ホッとしつつ、
なんでオマエがかみさんに・・・・・・
2枚貝に産卵するという少し変わった習性を持つ。
2枚貝の生存に一族の運命を託しているのである。
その2枚貝たちは水質の悪化などの環境変化に敏感なのである。

続いて、私がコウライモロコ。4種目。


「ありゃ、スレガカリじゃんけ!」 バツが悪いわなあ。

ここで、一気に挽回とオイカワ。5種目。フフフ、逆転やね。


「ちょっと大きいよお~っ! なんじゃろ?」かみさんの声。
「ど~れどれ?」
ハスやないかいっ! 6種目。


なんせ2人とも老眼。
かみさんは老眼鏡をかけないと手元は見えない。
一方、私は近眼鏡をはずさんと手元は見えない。
互いの苦労を理解できんままの釣りなのだ。


それにしても、キレイに口にかけとるね。

私にはカワヒガイもハスも釣れてくれようとしないまま・・・・・・また、負けや。

「大きいよお~っ!」 かみさん50cm以上あるコイをかけとるわ。
プッツン! ハリス切られとる。
そりゃそうやろ。
金袖1号針・ハリス0.4号やもの。
竿じまいをはじめとる。

私のアタリも遠のいた。(コイが逃げ回ったせいじゃ、ブツブツブツブツ)
「もお、私に貸してみ。すぐ釣れるけん」
コウライニゴイをあっという間に釣った。
「あんた下手じゃけねえ~」 クソッ! 教えてやった御恩も忘れてからにっ!

挙句の果てに、私の竿でもまた別のコイをかけてオロオロオロオロ・・・・・・
私に竿を返そうとしてくる。

受け取ったとたん、ハリスがプッツン!
「あんたが切ったんやけんね。ちゃんと返したんやけんね」
もうなんちゅう言い草じゃっ!

体も心もすっかり冷えてしもうた。
写真もこんな天気じゃうまく撮れんし。

も、帰ろ。

それにしてもゴカイほとんど減らんまま。
結局ほとんど冷蔵庫行きになるわ。

結論:イソゴカイでも十分川魚釣りのエサになる。
   雨の日は橋の下もいいケド、決戦は似合わない。
   私は平和主義者だ。








備忘録 :チェンライ・釣りガサ紀行・欠落編

2017-10-21 06:34:57 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 3~6日目(2017年8月1~4日) 

日本を旅立って6日目。
いよいよチェンライ最後の夜、明日はチェンマイへ戻らねば。
個人的には、少し田舎で広々ノビノビしてるチェンライが好きだ。

さあ、7日目に突入や。

と、その前に書き落としていたことを。

まず、6日目。
キャンプ場での採集を終え、てっきり宿へ帰ったものと思ってたら

まだ、こんなトコでポイント探してウロウロしてたんやねえ。
すっかり忘れとる。

ええとこないもんでレンタカーの前で記念撮影なんかしたりして

調子のっちゃってることも忘れとる。

チェンライ北西部のいわゆるド田舎でも

大きな市場と小さな食堂はアチコチにあった。
メシに困ることは全くないのであった。

くび折れサバも売ってる。

これがまた、日本のくび折れサバとは折り方が違うからおもしろい。

ここで隊長の腹痛(単に食べ過ぎ説が有力だ)の原因となった

ガリゴリバナナを1束買う。

続いて、チェンライでずっとお世話になったとっても大きな市場

いろんな生鮮食料品が売られとる。

お魚コーナーには

ヒレナマズくんも売っとる。 キッチンがあれば買うのに。

保存系の食品も充実しとるね。


調味料もいくたあまた。(ん? いくた・幾多とあまた・数多はどう違うん?)

醤油がとってもB級グルメ的に美味かった。

そして、通学前に弁当を買いに来た高校生。

ステキな朝の風景やね。



クラブってる!? :チェンライ・エビカニ紀行・号外編

2017-10-20 06:24:03 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 3~6日目(2017年8月1~4日) 

タイのチェンライ辺りで出くわしたエビカニたちを急遽紹介することにした。

理由は、今日(2017年10月19日)の朝日新聞1面にこんな記事が載ってたからである。


ほほお、なかなかやるもんやないの。
ヒトで言えば、引越し不要、家族が増えれば家が大きくリフォームされることに。
サンゴの成長に見事に便乗しとるワケ。

カニ(短尾類)の仲間で、背中にイソギンチャクを背負うのがおるのは有名だケド、
ヤドカリ(異尾類)の仲間で、こんな「家と共に生きる」道を選んだヤツがおるとは。

さておき、
メコン川近くの田んぼで出会ったカニ。


日本の淡水で見られるモクズガニ・サワガニ・アシハラガニ・アカテガニと全然似とらん。
ヒシムネタガニという甲らにひし形模様があるタ(田)ガニかも知れないケド。
※1 調べても分からない。
※2 エビカニに詳しい人がいれば、是非ご連絡ください。

メコン川の枝川で出会ったエビ。


ヌマエビ類だと思うケド、こんなに大きな卵を抱えるもんかね?
※1 ※2をくり返してね。

コック川の枝川で出会ったカニ。


全体のフォルムは、干潟にすむオサガニっぽいケド。眼は普通じゃし。
これまた、知ってるカニに全く当てはまらない。
※1 ※2をくり返してね。

ここで、はたと気付くことがあった。
台湾のエビカニ図鑑に目を通しとらんわ。

まっ、ええか。
このブログ内容自体、朝日新聞の記事に便乗しとるだけやもの。

さすが隊長!:キャンプ場でのリベンジ・挽回編

2017-10-19 06:43:53 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 6日目(2017年8月4日・金) その⑧

私が紛失したメコンヨシノボリとヨコシマフクドジョウ(仮の名)が入ったペットボトル。

コイツらをとらまえるために、再び我々はこの地を訪れた。

しか~し、前日ガサですでに採ってる私はひたすら釣りじゃ。 (だって、もうガサしんどいもん)

やむなく隊長自らガサを選ぶのであった。

隊長のガサの成果である。

2種のキレイなドジョウ類をゲット。


2種のフライングバーブ類もゲット。


昨日採れてないタイワンドジョウ類やストリッキーバーブも。


もちろんメコンヨシノボリも。

釣りで紹介したメコンオイカワモドキもジャイアントダニオもクローキンググラミーも、
きっちりタモ網ですくっておられたのである。

さすが隊長である。
部下の不始末をきちんとカバーしてくれたのである。

あっ、そうそう、なくしてしまったペットボトルだけどね。
この日の夜、助手席の下から出てきたんである。 ワハハハハハ・・・・・・ 

ついでに、隊長ついに宿へ帰る途中、腹痛を訴えることになった。
きっと、私が10バーツで買った未熟なままのガリゴリすっぱバナナをかじりすぎたためだ。

私は、おとといの自分の腹痛のときに隊長がしてくれたことを思い出し、
めっちゃ美味いヨーグルトとスポーツ飲料とパンを買って、(ここまで同じ方策)
ついでに薬局へ行ってやっすい胃薬を買いたして、 (ええヤツやん)
ついニオイにつられフラフラと食堂へ、
最高に美味い焼きうどん(おたふくソースに似た味・30バーツ)をかっこんで、 (わっるいヤツやん)
「もどったでえ、お腹の調子どんな?」と、心配ヅラしとったんであった。

なお、この胃薬なかなか効き目があるようで、すぐに隊長も体調回復。  (やっぱええヤツやん)  
薬局のキレイな方のお姉さん、ありがとね。  (片っぽダケに感謝かいっ!)

いつまで続く「チン捕隊」。 
もう2ヶ月はとうに過ぎたというのに・・・・・・。
カープも順当に勝ったというのに、コッチはなかなか前に進まんわ。



ジャイアントダニオも釣った!:キャンプ場でのリベンジ・至福編  釣査135種目

2017-10-18 06:56:11 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 6日目(2017年8月4日・金) その⑦

ジヤイアントダニオである。


体長7cmほどの成魚である。
ジヤイアントダニオを釣るとはこれっぽっちも考えてなかった。
もちろんワイルドだろ~ね。
ダニオなんてゼブラダニオくらいしか知らんし、
ペットショップでコイツを売っとるのもよく知らんかったし、(ジャイアンとスネ夫なら知っとったケド)
隊長がちっこいのんをガサで採って興奮しとるんもホホォ~なんてよそ事だったし。
ラッキー以外の何者でもないのである。

さて、隊長がガサで採った魚たちと私が釣った魚たちをまとめて、写真を撮ってくれてたんである。

その間、たいくつでたいくつで・・・・・・。
小川に沿っていろんな所をウロウロしてたワケ。

と、つり橋発見!


ゆれるつり橋の上からのぞくと、まあまあの淵がある。

ええいっ! 試したれっ!
と、橋の向こうから現地の人がやってきたぞっ!
たぶん野次馬さんである。
ヤマト魂を見せちゃらないけん!

ズボッ!とウキが沈んだ。
つり橋揺らしつつ上がってきたのが、大きなポロプンティウスAくんなのであった。


「おいおいっ、こんなに大きくなるんかよっ!」
私は思わずニコッ、地元野次馬さんもニタッ。
言葉を交わすこともなく、日タイ交流見事に成功!

右のヤツがこの川でもっとも大きかったのに、比べられんほどのサイズなのである。


「この川でもポロプンティウスおったんかいっ!」ちゅうて、
隊長はガサで採れない悔しさをかみしめながらちっこい方の記録写真を撮ってる最中のハズなのである。

はて、困った。
バケツも何も持ってきとらんわ。
時間つぶしの予定じゃったもん。

ええいっ! ハリにぶらさげたまま隊長のとこへ行くわいっ!

「ええ~っ! もうすぐ撮影終わりそうなときに迷惑なもん釣ってからに、もお~!」
おっきい方の撮影ケースを車から取り出して撮影続行。


こうなると、また私はヒマ。
もっぺん釣りに行こっ!

と、またウキがスポッ! (ズボッ! ではないこの見事な表現を君は見たか?)
小物じゃね。


老眼でよく見えんケド、このまんま隊長のとこへ持ってこ。 (また、バケツ忘れとる)

「ええ~っ! ジヤイアントダニオじゃんか! 何でこんなん釣るんな!」隊長、怒る怒る。

隊長の採ったちっこいジヤイアントダニオも、ま、キレイやったケド、


私が釣ったんはホンマめっちゃキレイやったんぞ!