クリスマスと忘年会シーズンの年末。クリスマス休暇に入ったダーと福岡にちらりと帰りました。到着日と帰京前にはいつものロシェル(レストランでのクリスマスメニューは私達はNGなので、設定日以外のランチとディナーをお願い)に伺いました。これはディナーでなくランチです!!~食いしん坊の私達用。
①タイラギ貝の燻製 コンソメのジュレにキャビアを添えて
大型の貝であるタイラギを燻製にしたものが登場。普通に見えるコンソメですが、オマールのエキスが入っていました。さらに、下には生クリームを添えてあるのだとか。キャビアも添えられて贅沢。
②和栗とフォアグラのボンボン トリュフをのせて
トリュフの香りと共に登場。シンプルにフォアグラをつめたボンボン。
二品目にデセールのようなものを持ってくるというのは、最近の菅原シェフの流れ。洋栗とフォアグラは合わないが、和栗はフォアグラと合う。おいしくいただきました。
③オニオングラタンスープのスフレ
スフレ系スープ。いわゆる中はスープではなく、上はスフレ状。オニオングラタンで体が温まります。スフレ系は今までなかったですね。福岡は寒かったのでホットチーズ系は身体があたたまり嬉しいですね。
④アンコウ 甲殻類のソースを添えて
ゼラチン質のあるアンコウを使った贅沢な料理。ソースはダーの好きな甲殻類を使ったソース。かりっと表面を焼き上げたのと、ゼラチン質との対比がおいしい。
⑤口直し
⑥仔牛とフォアグラ トリュフソースを添え
登場したのは仔牛。今まで意外に登場したことのない食材で、私達も久々食べました。仔牛の間にフォアグラを挟み、それを肉厚の椎茸のソテーの上にのせた一品。ローズマリーがちょこんと上に乗っているのもアクセント。
仔牛の柔らかさとフォアグラの濃厚さのコンビネーションもすばらしいのですが、感心したのは椎茸のおいしさ。こんなに椎茸(大分のどんこ~有名ですよ。東京では・・って感じです)っておいしいんだと改めて発見しました。菅原シェフも納得の椎茸だそうです。仔牛、フォアグラ、椎茸と単品で食べてもおいしい。すべて組み合わせてもおいしい。トリュフ濃度の高いソースの色も美しい。昼間からこんなに甘やかされていいのだろうか?(甘やかされる=フランス語表現で<ダー談>)
⑦デセールその1 ⑧デセールその2
全8種完食!!流石にフロマージュはいけませんでした。
料理の友のこの日あわせて頂いた
ワイン君達の紹介です

①Bourgogne Aligoté 2008 アリゴテ種を使った白ワイン。
②Savigny-les-Beaune 2001 ①を適度に飲んで、メイン前に勧められるままブルゴーニュの赤もいただきました。いい畑のワインだったようです。

③Saint Joseph 1999 これなんだと思いますかと言われ、グルナッシュ種の味がするけれど100%ではなさそうなので、ロワールかなと答えたら、実はローヌのワインでした。結構好きグルナッシュ~私はダーがいないランチに頂くことあるけど、ダーも気に入ったみたい。昼いいですよ。
◎その他~なななんと、5大シャトーの素敵なボトル達。ランチではとどまりましたが、クリスマス後のディナーにもし余っていれば各自1杯は頂こうと決断。ダーがラフィットで、私がラトゥールと決めてる<笑>
ただこの日のランチでもこのマグナムボトルもランチでもかなり皆さん飲んでる。写真も2本はどこかのテーブルがオーダーしていたので写っていない(安くはないんですよ~)、時期が時期ですが、夜だと凄い金額(0がつく位)のワインが出ていくのも珍しくないとの話もあって、居酒屋とかもとれなかったりと結構賑わってます。バブリー時代を思わせるような楽しさ。会社などの飲み会は減ったようですけど、「まぁ飲も」という飲み文化なので街もよく飲んで話してと明るい雰囲気です