花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

サガリバナの落花繚乱

2007年08月19日 14時24分05秒 | 白・淡い黄の花 
今朝は秋の涼しさで、朝一番に神代植物公園へ出かけました。

道はガラガラ、所要時間が3分の2で快調でしたが、着いた頃から
だんだん晴れ上がって暑くなってきました。

この花枯れの時期ながら、さすが神代植物公園だけあって
少しは花がありました。
ダリアは暑さのためかもうほとんど終わっていましたが、
温室とバラ園は見所がありました。

特にこのサガリバナ。
温室の池に花のようなものがたくさん浮いていました。
池のほとりの木から落ちたもののようです。
探してみると、ほんの1~2輪がまだ花穂についていました。

この花は夕方から咲いて明け方に散ってしまうということで、
朝早いのでまだ落ちていない花があったようです。
しかし木についているよりも、落ちた花のほうが美しいようですね。

サガリバナ科 サガリバナ属 Barringtonia racemosa。
50~70cmもの長い花穂が垂れ下がるのでサガリバナですが、
「サワフジ」 という流通名も付けられているようです。

高さ15mにもなる高木で、東南アジアの湿地に群生し、
日本でも南西諸島に自生しているそうです。
     (東京都調布市 神代植物公園 070819)

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池に浮かぶサガリバナの落花。

これは落ちて葉に止まったもので、まるでここに咲いているかの
ように見えます。


左はツボミいっぱいの花穂。 右が花が咲いている状態ですが、ボケてしまいました。
  


コメント (4)
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秋風を呼ぶマツカゼ草

2007年08月19日 07時58分14秒 | 白・淡い黄の花 
米つぶのような小さな白い花が、樹形いっぱいに付いている
マツカゼソウ (松風草)。
松林を抜ける涼風に揺れるさまをイメージして名づけた
ものでしょうか。
風がなくてもさやさやと揺れそうな風情です。

ミカン科マツカゼソウ属 Boenninghausenia japonica。
日本のミカン科では唯一の草本で、日本では1属1種の
珍しい植物だそうです。
白い花の中から濃い緑の実? が現れてくるようで、
葉を揉むと柑橘の香りがするそうです。
   (茨城県つくば市 筑波実験植物園 070804 )

        松風草 揺れてひそかな秋立ちぬ   rocky

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