唐子咲きのツバキ、桃色卜伴 (ももいろぼくはん)。
江戸時代に泉州貝塚の茶人卜伴が愛でたといわれる、唐子咲きの
古典品種・卜伴椿は基本が赤花ですが、これはその桃色種です。
唐子に白覆輪があります。
貝塚市HPによると、「卜伴椿」は『泉州貝塚の茶人卜伴によって
植えられたと伝えられる椿の品種で、卜伴の「伴」の字はちがい
ますが、おそらく貝塚寺内の領主で願泉寺住職である「卜半」の
名前に由来すると考えられます。』
卜伴椿は江戸時代初期の園芸書「広益地錦抄(こうえきちきん
しょう)」(伊藤伊兵衛(武政)著、 1719=享保4年刊) に紹介
されているそうです。
願泉寺は 天正11-13年 (1583-1585) に本願寺第11代顕如の御座所
として浄土真宗本山となり、慶長15年(1610)に住職卜半家の2代
了閑は徳川家康より寺内諸役免許の黒印状を与えられ、以後同家は
貝塚寺内町の地頭(領主)となったそうです。
住職の苗字が卜半で、現在 (2021) の住職は第17世卜半了顕さんだ
そうです。卜伴椿を植えたのは初代か2代か、でしょうね。
(埼玉県東松山市 武蔵丘陵森林公園 2020年3月13日、
同 2021年2月22日)
(埼玉県さいたま市 園芸植物園 2010年3月20日)
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上3枚は 武蔵丘陵森林公園 2020年3月13日。
これは 同 2021年2月22日。
これは さいたま市園芸植物園 2010年3月20日。
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古典品種・卜伴椿は基本が赤花ですが、これはその桃色種です。
唐子に白覆輪があります。
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植えられたと伝えられる椿の品種で、卜伴の「伴」の字はちがい
ますが、おそらく貝塚寺内の領主で願泉寺住職である「卜半」の
名前に由来すると考えられます。』
卜伴椿は江戸時代初期の園芸書「広益地錦抄(こうえきちきん
しょう)」(伊藤伊兵衛(武政)著、 1719=享保4年刊) に紹介
されているそうです。
願泉寺は 天正11-13年 (1583-1585) に本願寺第11代顕如の御座所
として浄土真宗本山となり、慶長15年(1610)に住職卜半家の2代
了閑は徳川家康より寺内諸役免許の黒印状を与えられ、以後同家は
貝塚寺内町の地頭(領主)となったそうです。
住職の苗字が卜半で、現在 (2021) の住職は第17世卜半了顕さんだ
そうです。卜伴椿を植えたのは初代か2代か、でしょうね。
(埼玉県東松山市 武蔵丘陵森林公園 2020年3月13日、
同 2021年2月22日)
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上3枚は 武蔵丘陵森林公園 2020年3月13日。
これは 同 2021年2月22日。
これは さいたま市園芸植物園 2010年3月20日。