つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡短信vol.20

2016年07月10日 11時02分09秒 | 津幡短信。
立て続けの投稿。
自分の目で見た、津幡町に関するごく短いニュースの不定期通信。
今回はコチラ。 

【集う人々】

雨上がりの朝、津幡町住吉公園では「早朝ソフトボール」試合が行われていた。

ボールが風を切る音。
ボールを打つ音。
それらに呼応して飛び交う声援や野次。
何とも長閑な風景だ。
休日に人々が集い余暇を満喫できる。
これこそ平和の証なのかもしれない。

また、津幡町役場にも、早い時間から人々が集っている。

本日は「第24回 参議院議員通常選挙」の投票日だ。
個人的には、悩んでいる。
「ABENOMICS」「憲法9条」「赤字国債」。
検討材料は山ほどあるが、現国会は「自公」VS「その他」だから、
結局どちらを選ぶのかという事か。
どこに票を投じようかと思案中である。
そして、今回の参院選は、選挙権年齢を18歳以上に引き下げてから初の国政選挙。
どんな影響が出るのか?出ないのか?
投票率はどの程度なのか?
…注目ではある。

<津幡短信vol.20>
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雨上がりの夕べと、晴れた朝。

2016年07月10日 10時43分32秒 | 自然
九州や紀伊半島では局地的な豪雨ともなっている地域もある反面、
列島各地では、猛暑日を記録している。
わが津幡町も、空梅雨気味。
連日、厳しい暑さが続いているが、昨日はお湿りに恵まれ、ほっと一息。
涼しい夕方、愛犬を伴って散歩へ出た。
辺りは、雨上がりならでは、陽が翳る時ならではの景観が広がっていた。

<※撮影場所:スナック喫茶 千歩里(ちぼり)横にて> 
表面に水滴を湛えた笹。
淡い緑が、より一層涼し気に見える。
イネ科・タケ亜科に分類される笹は、竹の中で草丈が低く枝の数が多いものを指す。
日本人との付き合いは古く、ザルやカゴなどの生活用品材料として長年利用してきたが、
実は、その生態は謎に包まれている部分が多い。
身近過ぎて、注意を払って来なかった隣人といったところか?
ま、何しろ情緒がある。

<※撮影場所:住吉公園近くにて>
鈍色の空を見上げると、民家の壁が茜色に染まっていた。
雲に隠れていた太陽が顔を出したのだと気付く。
時間は、午後7時前。
陽の落ちる足は速い。
急ぎ足で津幡川を目指した。

<※撮影場所:津幡川に架かる中橋橋(なかばしはし)にて>
間に合った。
束の間、川面を照らす光が失われてゆく様を楽しむ。
残光が薄く空を染める頃、草むらからは虫の声。
「ゴガタコオロギ」「タンボコオロギ」「ヤブキリ」「ケラ」。
複数のコーラスが交錯して賑やかである。
皆、雨が止むのを待っていましたとばかりに鳴いていた。

そして、今朝。
辺りは、梅雨の晴れ間ならではの生態が見受けられた。

<※撮影場所:津幡小学校近くの住宅街にて>
レイニーシーズンには付き物のカタツムリ。
こいつについては、過去に何度が投稿した。
拙文にご興味あれば、2010年6月2日/2010年10月11日/2015年11月21日を参照下さい。

<※撮影場所:津幡町役場近くの田んぼにて>
少々見辛いかもしれないが、画像左手、赤い丸で囲ったところにトンボが写っている。
薄いブルーのボディに白を配色した「シオカラトンボ」の雄だ。
茶色い個体のメスの姿もあって、雨水を湛えた休耕田に盛んに尻尾を付けていたから、
おそらく産卵に訪れたのだろう。
…続いては、散歩中に出逢った別の昆虫。

<※撮影場所:大西山の津幡ふるさと歴史館・れきしる傍にて>
お尻の白い穂が塩の塊に見える事から付いた名前が「シオヤアブ(塩屋虻)」。
国内の昆虫の中でも、かなりの強者。
針のように鋭く硬い口吻(こうふん)を武器に、スズメバチやオニヤンマも狩るという。
木の枝や葉の裏側でじっとしていて、狙いを定めると獲物に背後から近寄り、
口吻で神経節を切断してしまう。優れた暗殺者なのだ。

トータルわずか2時間余りの散歩中、
こうして種々雑多な生き物に遭遇し、夏を実感する今日この頃である。
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