PC内のデータ整理をしていたら、旅の記録が見つかった。
1つが、2012年の琵琶湖への日帰りドライブ。
この時は「滋賀県立 琵琶湖博物館」訪問をメインにしていたが、
拙ブログ内を検索してみたところ、関連する投稿はない。
このままお蔵入りもモッタイナイと思い、掲載に踏み切った次第である。
お時間が許せば、お付き合いください。
琵琶湖は滋賀県の面積6分の1を占める日本一大きな湖。
また、世界有数の古代湖で、生物多様性に優れた水辺だ。
昔から、周囲にはその恩恵に預かった人々が暮らし、独自の文化圏を築いてきた。
「琵琶湖博物館」は、湖と人との関係を研究・調査する研究施設・文化施設として
平成8年(1996年)に開設された。
設置場所は滋賀県南部・草津市の琵琶湖畔、烏丸(からすま)半島。
三方を水に囲まれた、城郭のような立地。
館内では…
@A展示室「琵琶湖のおいたち」
@B展示室「人と琵琶湖の歴史」
@C展示室「湖の環境と人びとのくらし」、水族展示室「淡水の生き物たち」
4つのエリアでテーマ別の常設展示が行われていた。
Aは、自然科学の視点。古代琵琶湖周辺の再現ジオラマが印象的。
Bは、人文科学の視点。古書や絵図などの資料展示が印象的。
Cは、民族学や自然環境の視点。
琵琶湖沿岸から館内に移設した本物の民家の展示が印象的。
間近を流れる水を屋内に引きこんで利用し、野山湖の幸に支えられた、
高度経済成長前の生活が窺えて興味深い。
また、琵琶湖関連とは少々趣が異なるが、暮らしの変遷を振り返る意味で、
昭和30年代から現在まで半世紀の風物も展示。
電化製品、食品、生活用品、おもちゃ、本、雑誌、レコードなど
往時の“昭和ノスタルジー”も楽しめた。
(左上:アグネス・ラム貯金箱) (左下:マジソンスクエア・バッグ)
(右上:怪獣ソフビ人形) (右下:観光ポスター、ハネムーン客狙い?)
そして、施設のクライマックス…C展示の水族たち。
ギンブナやタモロコ、ワタカやタナゴの仲間にアメリカザリガニ
ビワヒガイ、イワトコナマズ、ウツセミカジカなどの琵琶湖固有種。
特に、ビワコオオナマズは圧巻。
また、人の住む「沖島」の伝統食を紹介する展示も面白い。
塩ゆでしたコイの卵をバラシて洗いにまぶした、一種の親子刺身。
イサザと大豆を醤油と砂糖で炊いた煮物。
ナマズのすき焼きなどのサンプルが並んでいた。
見応えたっぷりの「琵琶湖博物館」。
現在、数年の期間をかけて、展示を行いながらリニューアル作業の最中。
機会を見つけて、再訪したいと思っている。
ファンになってから、2度3度と足を運んでいる「ボートレース琵琶湖」と合わせて。
ちなみに、琵琶湖競艇場のキャラクターは、前述ビワコオオナマズを題材にした、
「ビナちゃん」と「ビーナスちゃん」である。
1つが、2012年の琵琶湖への日帰りドライブ。
この時は「滋賀県立 琵琶湖博物館」訪問をメインにしていたが、
拙ブログ内を検索してみたところ、関連する投稿はない。
このままお蔵入りもモッタイナイと思い、掲載に踏み切った次第である。
お時間が許せば、お付き合いください。
琵琶湖は滋賀県の面積6分の1を占める日本一大きな湖。
また、世界有数の古代湖で、生物多様性に優れた水辺だ。
昔から、周囲にはその恩恵に預かった人々が暮らし、独自の文化圏を築いてきた。
「琵琶湖博物館」は、湖と人との関係を研究・調査する研究施設・文化施設として
平成8年(1996年)に開設された。
設置場所は滋賀県南部・草津市の琵琶湖畔、烏丸(からすま)半島。
三方を水に囲まれた、城郭のような立地。
館内では…
@A展示室「琵琶湖のおいたち」
@B展示室「人と琵琶湖の歴史」
@C展示室「湖の環境と人びとのくらし」、水族展示室「淡水の生き物たち」
4つのエリアでテーマ別の常設展示が行われていた。
Aは、自然科学の視点。古代琵琶湖周辺の再現ジオラマが印象的。
Bは、人文科学の視点。古書や絵図などの資料展示が印象的。
Cは、民族学や自然環境の視点。
琵琶湖沿岸から館内に移設した本物の民家の展示が印象的。
間近を流れる水を屋内に引きこんで利用し、野山湖の幸に支えられた、
高度経済成長前の生活が窺えて興味深い。
また、琵琶湖関連とは少々趣が異なるが、暮らしの変遷を振り返る意味で、
昭和30年代から現在まで半世紀の風物も展示。
電化製品、食品、生活用品、おもちゃ、本、雑誌、レコードなど
往時の“昭和ノスタルジー”も楽しめた。
(左上:アグネス・ラム貯金箱) (左下:マジソンスクエア・バッグ)
(右上:怪獣ソフビ人形) (右下:観光ポスター、ハネムーン客狙い?)
そして、施設のクライマックス…C展示の水族たち。
ギンブナやタモロコ、ワタカやタナゴの仲間にアメリカザリガニ
ビワヒガイ、イワトコナマズ、ウツセミカジカなどの琵琶湖固有種。
特に、ビワコオオナマズは圧巻。
また、人の住む「沖島」の伝統食を紹介する展示も面白い。
塩ゆでしたコイの卵をバラシて洗いにまぶした、一種の親子刺身。
イサザと大豆を醤油と砂糖で炊いた煮物。
ナマズのすき焼きなどのサンプルが並んでいた。
見応えたっぷりの「琵琶湖博物館」。
現在、数年の期間をかけて、展示を行いながらリニューアル作業の最中。
機会を見つけて、再訪したいと思っている。
ファンになってから、2度3度と足を運んでいる「ボートレース琵琶湖」と合わせて。
ちなみに、琵琶湖競艇場のキャラクターは、前述ビワコオオナマズを題材にした、
「ビナちゃん」と「ビーナスちゃん」である。