つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

上を向いて歩こう。

2017年02月05日 20時21分08秒 | 日記
きのう(2017年2月4日)は、穏やかな一日。
お陰で、久しぶりの散歩を楽しんだ。
愛犬「りくすけ」も嬉しそう。

フン!フン!と鼻を鳴らしつつ、2時間近い道のりを元気に踏破した。

その途中「ゲオ津幡店」近くに差し掛かった時、
チュン!チュン!チュン!チュン!
突如、喧しい鳴き声が聞こえてきた。
歩きながら空を見上げ、声の主を探すことしばし。
…いた!

スズメの群れだ。
遠目で判りづらいかもしれないが、
画像中央、電柱奥の立木に目測100羽以上が留まっている。
僕が近づくと一斉に飛び立ち、別の木へ。
また近づくと、電線へ。
一定の距離を保ったまま、群れ動いている。

スズメは人の身近に暮らしている鳥だ。
人家の屋根の隙間などに巣を作り、
稲や残飯など人の営みから出たものを啄む。
こうした生態を「寄り添っている」と言っては、スズメに失礼だろう。
彼らは、人を「利用している」のだ。
だから、いつも警戒を怠らない。
お馴染みさんだが、野生なのである。

さて、自宅に向けて歩を進め、住吉公園内に入った時、
キャッ!キャッ!キャッ!
今度は、甲高く楽しそうな歓声が耳に届いた。
辺りを見渡すと、状況はすぐに判明。

祖父母らしい保護者に付き添われた男の子が、凧揚げに興じていた。
こちらも対象が小さく見辛くて恐縮だが、赤い丸で囲ってみた。
向かって右下が糸を握る少年。
左上が空を泳ぐ三連凧である。

暦の上で春が始まる時期、屋外に出て空を見上げるのは健康的だから、
「立春の季に空に向くは養生の一つ」と言われる。
スズメと凧のお陰で、2度も空を仰ぎ見た散歩。
『…あ、こいつぁ春から縁起がいいわい』(笑)
コメント (2)
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