津幡町に関するよしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回は、この3本。
【秋の報せ。】
ここ数日は、厳しい残暑。
連日、最高気温30℃超え。
しかし、それは「夏の悪足掻き」に過ぎない。
朝晩は涼しく、陽は短くなり、夜な夜な祭囃子が聞こえるようになった。
恒例の秋祭りが近付いてきたのだ。
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かつて津幡宿として栄えた津幡四町~清水、庄、津幡、加賀爪。
それぞれに獅子を出して街中を練り歩いた後、
中心の「四ツ角」交差点でぶつかり合う。
夏の終りと秋到来を告げる「津幡四町獅子舞頭合わせ」は、9月15日(日)に開催。
およそ一週間後の事だ。
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もう1つ、2年に一度巡りくる風物詩が「ミスつばた白鳥姫」のバトンパス。
只今、第12代を募集中である。
任期は認証後2年間。
応募締切、9月17日。
詳しくは津幡町商工会まで。
【昭和の五輪を想起するショーウインド。】
来年(2020年)は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される。
各競技で代表権争い、観戦チケット入手争いが始まり、
何かと注目を集めている。
そんな気運の現れだろうか?
津幡中央銀座商店街の呉服店「みたにや」店頭にて、目を引くものがあった。
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分かるだろうか?
アップにしてみよう。
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向かって右から、
ミュンヘン大会(1972年/ドイツ)。
メキシコシティ大会(1968年/メキシコ)。
モントリオール大会(1976年/カナダ)。
3つの夏季五輪ポスターだ。
それぞれ個人的な思い出を1つだけあげるとすれば、
ミュンヘンが、日本体操男子の「月面宙返り」の衝撃。
メキシコは、チェコの名花「ベラ・チャスラフスカ」の美しさ。
モントリオールは、白い妖精「ナディア・コマネチ」のパーフェクト10。
東京で胸に刻まれる競技と選手は?
今から楽しみである。
【鉄砲湯、釜の火消える。】
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数少ない市街地の銭湯「鉄砲湯」が、廃業した。
70余年の歴史と聞く。
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もう、この煙突から煙が上がる事はない。
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長い間、お疲れさまでした。
(※2012年11月22日に関連記載アリ)
<津幡短信vol.62>