令和最初の夏も、沢山のレースを観戦した。
それなりに張り、的中とハズレを繰り返して楽しんだ。
SG「第24回 オーシャンカップ」。
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7月14日と15日、僕は、愛知県「常滑競艇場」へ出かけた。
優勝戦を控えたスタンドは驚くほどの観衆がひしめき合い、大入り満員。
その過半数が、2号艇を駆る地元のキング「池田浩二」選手へエールを送っていた。
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結果は1号艇の「瓜生正義」選手が優勝。
見事プレッシャーをはねのけ、堂々の逃げ結着。
SG通算V10、2019年の賞金ランキング3位に浮上。
年末、グランプリの舞台へ返り咲くことが決定的になった。
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僕は、このレースで赤いカポックを着た「毒島 誠」推し。
もちろん、舟券も3のアタマしか買わなかった。
「しっかり回ることができれば誰にも負けない」と、
本人が豪語していた程、モーターパワーではナンバー1。
しかし、2号艇「池田浩二」が壁になり、栄冠までは手が届かなかった。
地元SGを獲りたい!というキングの執念に屈したと言っていいだろう。
この決戦が終わって間もなく「常滑競艇場」は、新スタンド建設工事に入った。
ロイヤル席、レディースカップル席。 トコタンホール。
大時計から1マーク側の屋外観覧席。 西入場門などが、現在閉鎖中。
完成は2021年秋頃予定との事だ。
<※2019年7月15日/16日に詳細投稿アリ>
三国・お盆レース
旧盆期間の8月12日、福井県・坂井市の「三国競艇場」へ足を運んだ。
一般戦4日シリーズの最終日だった。
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競艇のレースにはいくつかのグレード(格付け)がある。
最高峰はSG(スペシャルグレード)と呼ばれる高額賞金のレース。
先ほどの「オーシャンカップ競走」がそれにあたる。
高いハードル、厳しい条件をクリアした一握りのトップレーサーだけが集う。
次のG1(グレードワン)は、原則としてA1級レーサーが出場できる。
以下、G2(グレードツー)、G3(グレードスリー)、一般戦と続く。
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優勝賞金は高くないが、365日、必ずどこかで行われ、
最も開催数が多い一般戦こそ、屋台骨だと思う。
艇界を支え、新人を育み、多くのレーサー達の糧となり、
悲喜交々のドラマが生まれている。
<※2019年8月13日に詳細投稿アリ>
ミニボートピア津幡
個人的に最も多くのレースを観戦するのが、ご近所の場外舟券売り場だ。
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この施設がなかったら、僕は競艇ファンにならなかっただろう。
テレボート(ネット購入)も気軽にできる時代だが、
現金での投票、払い戻しが性に合っているのだ。
かなりの頻度で足を運び、タマには特別観覧席に陣取る事もある。
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全席指定、席数24、利用料金1,500円(1日)。
フリードリンク、快適な空間でじっくり楽しめる。
今夏に利用したのは、桐生競艇場のお盆レース準優日。
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当日は、たまたま高校野球「石川:星稜 対 和歌山:智辯和歌山」戦に重なる。
延長14回タイブレークの大熱戦を横目に見つつのギャンブル。
御同輩も同じ心境だったらしく、地元校サヨナラ勝ちの際は、
場内に歓声が上がった。
こうして、令和最初の夏競艇ライフは過ぎていったのだが・・・
まだ終わりではない。
伝統の一戦
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本日、長崎県の大村競艇場に於いて、夏の掉尾を飾るSG優勝戦がある。
「第65回モーターボート競走(ボートレースメモリアル)」は、
全日本選手権競走(ダービー)に次ぐ歴史を誇る。
前年の優勝者、前年のグランプリ優勝戦出場者、
その年のオーシャンカップ優勝者、開催場以外の23場からの推薦レーサー、
開催施行者の希望レーサーが出場して、覇を競ってきた。
最後の6ピットに舳先を進めたのは、以下のメンバー。
1号艇:毒島 誠(群馬)
2号艇:前本泰和(広島)
3号艇:菊地孝平(静岡)
4号艇:石野貴之(大阪)
5号艇:重成一人(香川)
6号艇:桐生順平(埼玉)
ゆうべの3つの準優勝戦、
9レースでは、3人の地元・長崎支部所属選手が涙を呑んだ。
10レースは、ディフェンディングチャンプが見事に逃げた。
11レースでは、優勝候補筆頭を含む3艇が勇み足に散った。
文字通りの「大波乱」である。
レースの勝敗を左右する最重要の要素「スタート」は、
ある意味「自分との戦い」だ。
早すぎてはいけないし、遅すぎてもダメ。
勇気を奮って、ギリギリのタイミングをモノにできれば、
その先に活路が見えてくる。
フライングに散った3選手は、勝つための賭けに出た。
そして、大きな代償を払う事になってしまった。
同情を禁じ得ないが、結果は非情。
このリアルが全て。
生き残った戦士たちは前に進むしかない。
さぁ、行こう!
「毒島」、連覇は目の前だ!!
威張れる足色ではないが、勇気と覚悟を胸に秘め、アクセルを握ろう。
長崎の夜空に輝く星になり、
あの日、あの水面に置き忘れた誇りを取り戻しに行こう!
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それなりに張り、的中とハズレを繰り返して楽しんだ。
SG「第24回 オーシャンカップ」。
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7月14日と15日、僕は、愛知県「常滑競艇場」へ出かけた。
優勝戦を控えたスタンドは驚くほどの観衆がひしめき合い、大入り満員。
その過半数が、2号艇を駆る地元のキング「池田浩二」選手へエールを送っていた。
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結果は1号艇の「瓜生正義」選手が優勝。
見事プレッシャーをはねのけ、堂々の逃げ結着。
SG通算V10、2019年の賞金ランキング3位に浮上。
年末、グランプリの舞台へ返り咲くことが決定的になった。
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僕は、このレースで赤いカポックを着た「毒島 誠」推し。
もちろん、舟券も3のアタマしか買わなかった。
「しっかり回ることができれば誰にも負けない」と、
本人が豪語していた程、モーターパワーではナンバー1。
しかし、2号艇「池田浩二」が壁になり、栄冠までは手が届かなかった。
地元SGを獲りたい!というキングの執念に屈したと言っていいだろう。
この決戦が終わって間もなく「常滑競艇場」は、新スタンド建設工事に入った。
ロイヤル席、レディースカップル席。 トコタンホール。
大時計から1マーク側の屋外観覧席。 西入場門などが、現在閉鎖中。
完成は2021年秋頃予定との事だ。
<※2019年7月15日/16日に詳細投稿アリ>
三国・お盆レース
旧盆期間の8月12日、福井県・坂井市の「三国競艇場」へ足を運んだ。
一般戦4日シリーズの最終日だった。
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競艇のレースにはいくつかのグレード(格付け)がある。
最高峰はSG(スペシャルグレード)と呼ばれる高額賞金のレース。
先ほどの「オーシャンカップ競走」がそれにあたる。
高いハードル、厳しい条件をクリアした一握りのトップレーサーだけが集う。
次のG1(グレードワン)は、原則としてA1級レーサーが出場できる。
以下、G2(グレードツー)、G3(グレードスリー)、一般戦と続く。
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優勝賞金は高くないが、365日、必ずどこかで行われ、
最も開催数が多い一般戦こそ、屋台骨だと思う。
艇界を支え、新人を育み、多くのレーサー達の糧となり、
悲喜交々のドラマが生まれている。
<※2019年8月13日に詳細投稿アリ>
ミニボートピア津幡
個人的に最も多くのレースを観戦するのが、ご近所の場外舟券売り場だ。
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この施設がなかったら、僕は競艇ファンにならなかっただろう。
テレボート(ネット購入)も気軽にできる時代だが、
現金での投票、払い戻しが性に合っているのだ。
かなりの頻度で足を運び、タマには特別観覧席に陣取る事もある。
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全席指定、席数24、利用料金1,500円(1日)。
フリードリンク、快適な空間でじっくり楽しめる。
今夏に利用したのは、桐生競艇場のお盆レース準優日。
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当日は、たまたま高校野球「石川:星稜 対 和歌山:智辯和歌山」戦に重なる。
延長14回タイブレークの大熱戦を横目に見つつのギャンブル。
御同輩も同じ心境だったらしく、地元校サヨナラ勝ちの際は、
場内に歓声が上がった。
こうして、令和最初の夏競艇ライフは過ぎていったのだが・・・
まだ終わりではない。
伝統の一戦
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本日、長崎県の大村競艇場に於いて、夏の掉尾を飾るSG優勝戦がある。
「第65回モーターボート競走(ボートレースメモリアル)」は、
全日本選手権競走(ダービー)に次ぐ歴史を誇る。
前年の優勝者、前年のグランプリ優勝戦出場者、
その年のオーシャンカップ優勝者、開催場以外の23場からの推薦レーサー、
開催施行者の希望レーサーが出場して、覇を競ってきた。
最後の6ピットに舳先を進めたのは、以下のメンバー。
1号艇:毒島 誠(群馬)
2号艇:前本泰和(広島)
3号艇:菊地孝平(静岡)
4号艇:石野貴之(大阪)
5号艇:重成一人(香川)
6号艇:桐生順平(埼玉)
ゆうべの3つの準優勝戦、
9レースでは、3人の地元・長崎支部所属選手が涙を呑んだ。
10レースは、ディフェンディングチャンプが見事に逃げた。
11レースでは、優勝候補筆頭を含む3艇が勇み足に散った。
文字通りの「大波乱」である。
レースの勝敗を左右する最重要の要素「スタート」は、
ある意味「自分との戦い」だ。
早すぎてはいけないし、遅すぎてもダメ。
勇気を奮って、ギリギリのタイミングをモノにできれば、
その先に活路が見えてくる。
フライングに散った3選手は、勝つための賭けに出た。
そして、大きな代償を払う事になってしまった。
同情を禁じ得ないが、結果は非情。
このリアルが全て。
生き残った戦士たちは前に進むしかない。
さぁ、行こう!
「毒島」、連覇は目の前だ!!
威張れる足色ではないが、勇気と覚悟を胸に秘め、アクセルを握ろう。
長崎の夜空に輝く星になり、
あの日、あの水面に置き忘れた誇りを取り戻しに行こう!
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