<はじめに>
台風13号などによる大雨で各地で浸水や土砂崩れが相次ぎ、
特に、千葉県や茨城県は被害甚大。
また、日本全体で、ここ1週間のうちに震度1以上を観測した地震の数は280回にのぼる。
拙ブログをご覧の皆さまに大事のないことを願っております。
<本 編>
身の回りをちょっと見渡しただけで、
実に多くの「家庭用電気機械器具」に囲まれていることに気付く。
電気掃除機。
電気洗濯機。
電気空調機。
電気炊飯器。
電気冷蔵庫。
食器洗い乾燥機--- まだまだある。
いずれも、持ち主に対し誠に従順。
電気さえあれば、文句一つ言わず献身的に働いてくれる。
遥か昔に照らし合わせると僕たちの生活レベルは、
多くの「召使い」に傅かれた(かしずかれた)“王侯貴族や大名並み”。
贅沢と言えるかもしれない。
もしも彼らがいなかったとしたら。
かかる負担は大きなものになる。
掃除洗濯は人力、炊飯は薪焚き、食材保存は塩漬けか干物。
どれも手間と労力、時間を費やして賄わなければならない。
しかし振り返ってみれば、昭和30年(1955年)に始まる高度経済成長期以前、
庶民は家電に頼らず暮らしていた。
当時に近い営みにチャレンジしたら不便を感じるだろうが、
やってやれないことはない。
家電ダイエットについて考えてみよう。
当世、冷暖房ナシは命にかかわるので、残さざるを得ない。
こうしてブログ制作をしたり、仕事の連絡ツールとしてPC(とネット)は必要不可欠。
竃(かまど)設備や燃料調達をする経費を考えれば、電子ジャーは欲しい。
あとは小さなオーブントースター。
手元灯り。
--- コレでいいのではないだろうか。
徒歩圏内にスーパーマーケットやコンビニといった大型冷蔵庫があり、
コインランドリーも近いし、掃除は箒(ほうき)と雑巾でオッケー。
充分生きていける気がする。
そんな必要最小限の人生を送りたいものだが、事は簡単ではない。
一番の障害は「人」だ。
自由気ままな身分ではない僕にとって、理想の生活は夢のまた夢なのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます