つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

小品、砂浜にて。

2023年09月04日 09時42分42秒 | 日記
                        
ちょうど一年前(2022/09/04)、同じ話題の投稿をした。
きのう(2023/09/03)「ビーサン跳ばし世界選手権2023 in 金沢」が催行され、
その運営スタッフとして汗を流した。



履物を蹴って飛ばす行為は、多くの方が経験しているかもしれない。
代表的なそれは「天気占い」ではないだろうか。

サンダル、下駄、雪駄、ズックなどを『明日天気になぁ~れ!』の掛け声と共に高く蹴り上げ、
地面に落ちた結果で天気を占う。
表を向いていれば「晴れ」。
裏を向いていれば「雨」。
横向きや斜めで留まれば「曇り」。
地域によってローカルルールがあるだろうが、概ねそんな具合と思う。

やがて人は大人になると、遊び心を欠き、分別に縛られ履物を蹴り飛ばすことはなくなる。
しかし、きのうはいい大人たちが、楽しく真剣に足を振り上げていた。
炎天下、キャアキャア言いながら、ただビーチサンダルの飛距離を競うために。
それは、なかなか微笑ましい光景なのである。
                    






--- だがそれにしても「暑い」。
例年に比べ競技時間を短縮したり、休憩を挟んだりして無事終了したが、
こうした屋外イベントは“地球沸騰時代”にあって、運営の難しさが増した気がする。



撤収のさ中、一匹のカマキリに出会う。
真水も獲物も少なく、草木の乏しい砂浜でよく生きているものだと感心。
あるいは、意図せぬまま迷い込んでしまったのかもしれない。
無事を祈る。
                    

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