広島県・廿日市市の「宮島競艇場」に於いて開催されたSG競争、
「第49回 ボートレース・オールスター」。
優勝は3号艇で出走した「原田 幸哉」だった。
何とも凄まじい勝ちっぷりだった。
きのうの豪快な「捲り」。
きょうの正確無比な「捲り差し」。
46歳になるベテランがやってのけた連日の離れ業には舌を巻く。
恐れ入った。
上掲画像、赤い丸で囲ったターンマークと、選手たちの位置関係を見比べて欲しい。
流される勢いを見越し、これだけ離れたところから旋回を始め、
舵と体重移動、力を駆使して、遠心力に吹き飛ばされないよう艇を操る。
時速60~70kmで、グリップの効かない水の上をだ。
しかも、ただ回るだけではない。
他艇の動きを一瞬の判断で見極め、勝利を得るため最善のコースを選択。
怖気を封印して、迷わずそこに飛び込む。
大変レベルの高い戦いなのである。
特に勝負を決めた「原田」の「捲り差し」は、文字通り「一級品」と言っていい。
電光石火のスピードターンで、1号艇と2号艇の間を割って突き抜け、
5艇の夢を粉砕した赤いカポック。
それは単騎で戦艦を5隻沈めた
「シャア」専用の赤いモビルスーツにも似ている。
まさに「赤い彗星のユキヤ」なのだ。
(「機動戦士ガンダム」のファンにしか分からない例えで恐縮です)
わが舟券、2連単は的中したが3連単はハズレ。
収支はマイナスに終わった。
しかし、いいレースを観せてもらい大満足。
惜しむらくは、この舞台に「毒島」がいなかったこと。
次回のSGに期待したい。
ルウム戦役の大活躍ですね!!
写真を見るだけでもわかる
負けずの素晴らしい
まくり差しですね(^^)
コメントありがとうございます。
また赤い彗星の例えを分かってくれて、
ありがとうございます。
鋭角に切り裂く原田のターンは、
ルウム戦役のシャア専用ザクの様でした。
では、また。