広島県・廿日市市にある「宮島競艇場」は、宮島へ渡るフェリー乗り場に隣接。
観戦スタンドからは、瀬戸内の島々や行き交うフェリー、
厳島神社の大鳥居などが望め、景観のよいことで知られている。
僕はまだ未訪問。
ぜひ一度行ってみたい場の一つだ。
風光明媚なそこで開催されているSG競争、
「第49回 ボートレース・オールスター」。
きのう(2022/05/28)、節間上位18名による、3つの準優勝戦が行われた。
第10レースで生き残ったのは、村松修二(広島)と石野貴之(大阪)。
僕にとっては、コレがメインレースだった。
「毒島 誠」の1着を願い舟券を投票したが、6着敗退。
上掲レース画像、赤い丸で囲ったのが「毒島」が駆る4号艇。
矢印あたり、ボートの側面が一際浮き上がっているのが分かるだろうか?
いわゆる「キャビってる」状態。
キャビテーション--- 他艇が発生させた「水泡」の中にハマり、
プロペラ(スクリュー)が空回りし、コントロールできていないのだ。
今節、彼は4コースから3回走り、いずれも惨敗。
またもや後塵を拝した。
第11レースで生き残ったのは、白井英治(山口)と平高奈菜(香川)
このレースは、5号艇の「実森美祐」と6号艇の「平高奈菜」、
2人の女子レーサーが素晴らしいスタート攻勢を仕掛けた。
「実森」が内側を呑み込みかく乱する隙を突き、6号艇が差し一閃!
上掲画像、赤い丸で囲った「平高」の駆る舟の舳先が浮き上がっている。
これぞ「ウイリーモンキー」。
高速ターンのお手本のような旋回で、あっという間に2番手を確保しゴールした。
第12レースで生き残ったのは、原田幸哉(長崎)と篠崎元志(福岡)。
スタートで出遅れた2号艇と3号艇を、
赤い丸で囲った4号艇の「原田」が外から叩いて真っ先にターン。
典型的な「捲り」が決まる。
予選トップの1号艇が5着に沈み、結果、配当的にも波乱の決着となった。
そして本日(2022/05/29)迎えた優勝戦。
5日間の激闘を勝ち抜き、最終決戦のピットに舳先を進めたのは以下の6名。
1号艇:白井英治(山口)
2号艇:村松修二(広島)
3号艇:原田幸哉(長崎)
4号艇:石野貴之(大阪)
5号艇:篠崎元志(福岡)
6号艇:平高奈菜(香川)
女子レーサーとして史上4人目のSGファイナリストになった「平高」が、
自身初、また前回、新たな歴史を創った「遠藤」に続く快挙に挑戦。
地元・広島支部の若武者「村松」のSG初制覇もかかる。
綺羅星の如き強豪の中に輝く2つの新星は「一番星」になれるのか?!
注目である。
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