未来にも過去にも行ける装置---「タイムマシン」。
その“夢の乗り物”は、度々、SFエンターテイメントに登場してきた。
日本に於ける有名なモノは「ドラえもん」で描かれたそれだろうか?
初お目見えは、産業革命が興り、科学が発達した19世紀後半頃とされるが、
長い時が経ち21世紀になった現在も、未だ実現していない。
しかし、僕たちは、脳内でよくタイムマシンに乗車する。
世界史・日本史上の出来事。
個人史の出来事。
故人の思い出。
幼少時の記憶。
個人、社会などの未来予想図。
ふとした時「時間旅行」を楽しむのは珍しくない。
僕は、最近、過去へ出かけることが増えたように思う。
--- このカテゴリーで触れてきたとおり、およそ2カ月後の5月1日、
わが母校「津幡小学校」が「創立150年」を迎える。
その節目を盛り上げようと結成された「応援団」の末席に名を連ねたお陰で、
往時の写真を拝見したり、諸先輩方の話を拝聴したりする機会に恵まれた為だ。
記録・記憶を通じて見聞するそれらが営まれていた場所は、
確かに今僕が暮らす「同じ町」だが、時代が違えば、全くの「別世界」。
当たり前と言えば当たり前だが、考えようによっては不思議にも思える。
叶うなら、明治~大正~昭和の町をこの目で直に見て、五感で触れてみたい。
そんな事を考えてしまう今日この頃なのである。
僕の場合、1964年の東京オリンピック前の高度成長期の日本。
僕のブログのCMになっちゃいますが、「人民中国の残像」は、夏の北京オリンピック前の中国の高度成長期の記録です。オリンピック開会式夜の国中が高揚感に包まれていましたが、1964年の日本も同じだったのだろうなと思いを馳せました。
最後の1枚、運動会の女性教師、やはり女性の服装は、時代を感じさせまするものですね。今だと、ジャージなのかな?
では、また。
高度経済成長期の只中にある日本、
見てみたいですねぇ~。
さぞかしエネルギッシュだったと想像します。
貴ブログ「人民中国の残像」シリーズからは、
確かに右肩上がりの熱気を感じます。
その現場を体感したZhenさんは、
日本の過去にもある種のリアルを持てるのかもしれませんね。
「人民中国の残像」、制作は大変でしょうが、
続篇を楽しみにしております。
では、また。