競艇の監督官庁は「国土交通省」だ。
その関係なのか?僕が足しげく通う「ミニボートピア津幡」は、
津幡町と富山県・小矢部市を結ぶバイパス沿いにある。
投票に勤しんでいたら、時折、こんなアナウンスを聞くことも珍しくない。
『津幡署から近くでクマの目撃情報があったと連絡がありました。
お帰りの際は、十分にお気を付けください。』
山を切り拓いて開発されたエリアだけに、周囲には多くの自然が残っているのだ。
蝉の声、虫の音、鳥の囀り(さえずり)はよく聞こえ、季節を感じるが、
クマの咆哮は勘弁してもらいたいと思う。
さて、そんな「ミニボートピア津幡」への行き来の際、
最近、目に留まるのが白い花。
ちょうど今、自生の「テッポウユリ」が盛りを迎えている。
日本には15種類のユリの固有種が存在するという。
「テッポウユリ」もそれにあたる。
花の形が、銃口が開いた形状の「ラッパ銃」に似ていることから名が付いたらしい。
複数ある花言葉の1つが「威厳」。
堂々として厳(おごそ)かな様子を指す表現を与える対象は、
どの分野であってもチャンピオンこそ相応しいだろう。
--- 今宵、艇界では、威厳に満ちた夏の王者が決定する。
愛知県・蒲郡競艇場に於いて開催中の「SG 第67回 ボートレース・メモリアル」
5日間に亘る激闘を勝ち抜き、最終決戦に舳先を進めたのは、以下の6名。
1号艇:原田幸哉(長崎/愛知出身)
2号艇:平本真之(愛知)
3号艇:白井英治(山口)
4号艇:池田浩二(愛知)
5号艇:濱野谷憲吾(東京)
6号艇:丸野一樹(滋賀)
ゆうべの準優勝戦3つのレースは、すべてイン逃げ。
配当的には波乱の少ない順当決着だった。
ただ、それぞれドラマはあった。
出足に不安を抱える「白井」は、スタートやや出遅れ。
隣の舟のモーターにもう少し力があって、捲りに行っていたら、
結果は変わっていたかもしれない。
機力に劣る「平本」は、危うく差し切られるところだったが、
地元らしい気合とテクニックで、辛くも乗り切った。
ただ一人「原田」の勝ちっぷりは、他を寄せ付けない文字通りの「圧勝」。
2着入線は意外なダークホース。
骨折の大怪我から復帰し、最下位で予選を通過した若武者が勝ち上がった。
僕がエールを送る「毒島 誠」は3着で涙を呑んだ。
前述の「白井を捲れなかった」のが「毒島」。
2着が手に入りそうなシーンはあったものの、やはり機力差が出たと思う。
残念無念だが致し方ない。
このリアルがすべて。
次の奮起を期待したい。
さぁ、決戦だ!
勝利の女神から白百合の花を受け取るのは、一体誰だ!?
『やっぱ「原田」かな~。
「白井」が突っかけてグシャグシャにならないかな~。
「丸野」に頑張って欲しいな~』
(※りくすけ、心の声)
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