津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回の話題は以下の3本。
【シグナスにて、観賞。】
町の文化会館「シグナス」にて、東京五輪女子レスリングで金メダリストとなった
津幡町出身の「川井梨紗子」選手と、妹の「川井友香子」選手の展示が行われている。
競技用、式典用ユニフォーム、シューズ、キャップなどを
川井家から町が借り受け、期間を定めず常設展示するとのことだ。
写真や映像を通じた試合中の姿は、ご両名ともアスリートのそれ。
しかし、展示品のサイズが意外に小さく、驚いた。
鍛え上げた肉体美は、努力と節制の賜物なのだと納得する。
また、同施設にて本日(2022/03/13)まで、
「第7回 津幡町少年少女美術展」が開催されていた。
会場にお邪魔する。
書道・絵画・陶芸・絵手紙。
町内の小中学生による300点あまりの作品の中で、
個人的に気に入ったのは「雲外蒼天」の書。
字が下手な僕が言うのも面映いが、よく書けていると思う。
何よりチョイスがいい。
雲海を抜けたところにある青い空。
悩み、藻掻き、試練を乗り越え高みを目指す。
中三の気概が滲み出ているなと思うのである。
【津幡町役場にて、投票。】
石川県は、過去60年近くの間、知事を務めたのは2人だけ。
バリバリの保守王国に28年間君臨した「谷本」氏が引退し、
(おそらく)今夜「新しい県知事」が誕生する。
保守分裂に加え、金沢市長も参戦。
投票率もまあまあ高い。
勿論、僕も一票を投じてきた。
さぁ、結果は如何に---?!
【グラウンドで感じた、球春。】
津幡小学校のグラウンドに、子供たちの元気な声。
「津幡どんぐり」と「英田(あがた)パワフルズ」、
学童野球チームの練習試合が行われていた。
少子化の世の中であり、野球競技を取り巻く環境も過去とは違う。
「雲外蒼天」の気概で頑張って欲しい。
<津幡短信 vol.99>
谷本知事、引退ですか。
僕が知っているのは、谷本知事のほんの一面です。
石川県は、全国でもトップの産業振興(中小企業振興)に力を入れ、実績をあげている県です。
そんなこともあって、コロナ前までは、石川県内の取引先に足を運ぶとともに、毎年の懇談会で、知事とお会いしていました。
そもそも、我々の懇談会に毎年、知事が欠かさず出席すること自体、力の入れようがわかります。
石川県の施策は、他県のお役人さんの仕事とは、一線を画した民に受け入れられるものでした。
この体制を継続して頂きたいですが、職員の方のお話だと、知事が代われば・・・・・・でした。
ところで、県民の目線だと、どんな知事だったんですか?コロナ初期に問題発言もありましたが・・・・・。
では、また。
谷本知事、
ご自分で色んな所へ足を運ぶ“マメな方”。
非自民の船出だからなのかフレンドリー。
新幹線、能登空港や企業誘致など、
県域振興に尽力した方、という印象でしょうか。
貴社懇親会に皆勤していたのは、
そこに魅力を感じていたのだと思います。
だいぶご高齢になったこともありましたが、
コロナ一波の際のオトボケ発言は
残念な汚点になったと思います。
馳県政、どうなるのか?
新知事の手腕はまだ分かりませんが、
よき政(まつりごと)を期待します。
では、また。