さて、2013年3月最初の投稿である。
今回は、昨年から今年にかけて2度足を運んだ滋賀県でのスナップを眺めつつ、
ジャック・ダニエルを供に、故郷・津幡町の昔日の姿に思いを馳せるとしよう。
「冒頭の一枚」は、日本最大にして最古の湖「琵琶湖」だ。
生息する魚類・貝類の種類の数、湿地面積、貯水量、共に日本一。
撮影場所は、滋賀県・草津市の湖岸であり、琵琶湖南端の最狭域に当たるが、
それでもこの景観。スケールは推して知るべし。
…津幡町の大きな水辺と言えば、そう「河北潟」である。
江戸期から昭和期まで続いた干拓事業により1,100haの土地が現出。
先頃、流通大手のイオンが、直営農場を開設すると表明したのも記憶に新しい。
今では農作地としての色合いが濃いが、かつては琵琶湖に並ぶ水郷であり、
そこには、水に寄り添う暮らしがあったはずだ。
フナやワカサギ、モロコやゴリ、コイやボラ、ナマズにドジョウなど、
豊かな恵みを享受する時代は、哀しいかな遥か彼方の話である。
続いてはこちら。
近江八幡市にて撮影した「近江商人の町並み」だ。
豊臣秀次によって開かれた城下町「近江八幡」は近江商人の発祥地。
…商家や白壁の土蔵群は「津幡宿」を偲ばせる。
郷愁を誘う紅殻格子の佇まいだが、この「紅(あか)」…
ある食材にも用いられている。
それは「蒟蒻(こんにゃく)」。
全国的に、普通グレーか白が一般的ながら、
近江八幡では、まぐろの赤身やレンガのようなインパクトの色彩。
唐辛子が入っている訳ではない。
紅殻と同じ、酸化鉄が使われているのだ。
派手好きの戦国武将「織田信長」に端を発するとか、
彼の地を治めた、名将「井伊家」のシンボルカラー「赤備え」に肖ったとか、
由来は諸説ある。
…と、大分酔いが回ってきた。
続きは、また別の機会に。
今回は、昨年から今年にかけて2度足を運んだ滋賀県でのスナップを眺めつつ、
ジャック・ダニエルを供に、故郷・津幡町の昔日の姿に思いを馳せるとしよう。
「冒頭の一枚」は、日本最大にして最古の湖「琵琶湖」だ。
生息する魚類・貝類の種類の数、湿地面積、貯水量、共に日本一。
撮影場所は、滋賀県・草津市の湖岸であり、琵琶湖南端の最狭域に当たるが、
それでもこの景観。スケールは推して知るべし。
…津幡町の大きな水辺と言えば、そう「河北潟」である。
江戸期から昭和期まで続いた干拓事業により1,100haの土地が現出。
先頃、流通大手のイオンが、直営農場を開設すると表明したのも記憶に新しい。
今では農作地としての色合いが濃いが、かつては琵琶湖に並ぶ水郷であり、
そこには、水に寄り添う暮らしがあったはずだ。
フナやワカサギ、モロコやゴリ、コイやボラ、ナマズにドジョウなど、
豊かな恵みを享受する時代は、哀しいかな遥か彼方の話である。
続いてはこちら。
近江八幡市にて撮影した「近江商人の町並み」だ。
豊臣秀次によって開かれた城下町「近江八幡」は近江商人の発祥地。
…商家や白壁の土蔵群は「津幡宿」を偲ばせる。
郷愁を誘う紅殻格子の佇まいだが、この「紅(あか)」…
ある食材にも用いられている。
それは「蒟蒻(こんにゃく)」。
全国的に、普通グレーか白が一般的ながら、
近江八幡では、まぐろの赤身やレンガのようなインパクトの色彩。
唐辛子が入っている訳ではない。
紅殻と同じ、酸化鉄が使われているのだ。
派手好きの戦国武将「織田信長」に端を発するとか、
彼の地を治めた、名将「井伊家」のシンボルカラー「赤備え」に肖ったとか、
由来は諸説ある。
…と、大分酔いが回ってきた。
続きは、また別の機会に。