またまた、中日新聞からコピペ:
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008101202000050.html
次期衆院選に向けて、民主、社民、国民新の野党3党が、選挙協力協議を着々と進めている。前回2005年は、野党間の推薦はゼロ。これが、票の分散を招き、与党圧勝を許す原因の1つになったとの反省からだ。(西川裕二)
3党の選挙協力は(1)他党候補の推薦(2)他党候補がいる選挙区での擁立見送り(3)競合区での候補者調整-が基本パターン。目立つのは、各党間の推薦が増えていることだ。
民主党は10日現在、社民党と計30選挙区、国民新党とは計179選挙区で、互いの候補の推薦を決めている。国民新党が推薦する民主党公認・公認内定者は、既に全体(258人)の6割超に上り、今後も増える見通しだ。
候補者調整を促進するため模索された民主、国民新両党の合併は白紙に戻ったが、福井2区の糸川正晃・国民新党国対委員長が衆院解散と同時に離党し、民主党公認で出馬することで合意するなど、両党関係は順調だ。
今回は、野党協力による「国替え」も盛んに行われている。
民主、国民新両党が競合していた東京21区では、国民新党の候補者が東京25区に、民主、社民両党ともに擁立予定だった東京6区でも、社民党の候補者が東京8区にと、それぞれ民主党の空白区から出馬することを決めた。
現時点で民主、国民新両党が競合している京都5区などでも「(自民党に)勝てるならどちらかを降ろすところまで合意している」(赤松広隆・民主党選対委員長)と、再調整待ちとなっている。
民主党は前回、全小選挙区の9割を超える289選挙区で候補者を擁立した。これに対し、野党間の選挙協力は、民主党が7選挙区、社民党が14選挙区で互いに擁立を見送るにとどまった。民主党が単独での過半数獲得を意識し、候補者擁立を積極的に進めたためだ。これによって、野党間で票を奪い合う選挙区を多く出してしまった。
一方、共産党は、今回も野党間の選挙協力に加わっていないが、候補者を大幅に絞り込んでいる。前回の275人に対し、今回は現時点で139人。最終的には140数人となる見通しだ。
それでも、同党が「必勝区」に位置付けている京都1区をはじめ、多くの選挙区で他の野党候補との競合は避けられない。ただ、擁立を見送った選挙区では、他の野党候補が共産党支持層を取り込めるのではと期待を寄せている。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008101202000050.html
次期衆院選に向けて、民主、社民、国民新の野党3党が、選挙協力協議を着々と進めている。前回2005年は、野党間の推薦はゼロ。これが、票の分散を招き、与党圧勝を許す原因の1つになったとの反省からだ。(西川裕二)
3党の選挙協力は(1)他党候補の推薦(2)他党候補がいる選挙区での擁立見送り(3)競合区での候補者調整-が基本パターン。目立つのは、各党間の推薦が増えていることだ。
民主党は10日現在、社民党と計30選挙区、国民新党とは計179選挙区で、互いの候補の推薦を決めている。国民新党が推薦する民主党公認・公認内定者は、既に全体(258人)の6割超に上り、今後も増える見通しだ。
候補者調整を促進するため模索された民主、国民新両党の合併は白紙に戻ったが、福井2区の糸川正晃・国民新党国対委員長が衆院解散と同時に離党し、民主党公認で出馬することで合意するなど、両党関係は順調だ。
今回は、野党協力による「国替え」も盛んに行われている。
民主、国民新両党が競合していた東京21区では、国民新党の候補者が東京25区に、民主、社民両党ともに擁立予定だった東京6区でも、社民党の候補者が東京8区にと、それぞれ民主党の空白区から出馬することを決めた。
現時点で民主、国民新両党が競合している京都5区などでも「(自民党に)勝てるならどちらかを降ろすところまで合意している」(赤松広隆・民主党選対委員長)と、再調整待ちとなっている。
民主党は前回、全小選挙区の9割を超える289選挙区で候補者を擁立した。これに対し、野党間の選挙協力は、民主党が7選挙区、社民党が14選挙区で互いに擁立を見送るにとどまった。民主党が単独での過半数獲得を意識し、候補者擁立を積極的に進めたためだ。これによって、野党間で票を奪い合う選挙区を多く出してしまった。
一方、共産党は、今回も野党間の選挙協力に加わっていないが、候補者を大幅に絞り込んでいる。前回の275人に対し、今回は現時点で139人。最終的には140数人となる見通しだ。
それでも、同党が「必勝区」に位置付けている京都1区をはじめ、多くの選挙区で他の野党候補との競合は避けられない。ただ、擁立を見送った選挙区では、他の野党候補が共産党支持層を取り込めるのではと期待を寄せている。