飛騨の山猿マーベリック新聞

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★封印された記憶//岐阜・満州黒川開拓団の悲劇

2019年08月27日 16時32分13秒 | ●YAMACHANの雑記帳

 

テレメンタリ―2019「史実を刻む~語り継ぐ“戦争と性暴力”~」20190826

(1)ソ連将校への見返り、未婚女性に「身預けて」

2019年08月21日 13:21

  • 「団を守るため犠牲になってくれと言われた」と語った佐藤ハルエさん=郡上市高鷲町ひるがの
    「団を守るため犠牲になってくれと言われた」と語った佐藤ハルエさん=郡上市高鷲町ひるがの
  • 旧満州で「接待」をさせられ、亡くなった女性4人を祭る「乙女の碑」=加茂郡白川町黒川、佐久良太神社
    旧満州で「接待」をさせられ、亡くなった女性4人を祭る「乙女の碑」=加茂郡白川町黒川、佐久良太神社

◆全員が内地に帰るため

 敗戦後の旧満州(中国東北部)で、加茂郡から入植した黒川開拓団は、生き延びるためにソ連軍部隊を頼り、見返りとして女性団員約15人に軍将校の性の相手を強要し、女性たちは性暴力を受けた。帰国後、元団員らは事実を封印し、心に傷を負った女性たちの声はかき消されてきた。戦後73年がたち存命者が3人にまで減る中、遺族や関係者は戦争が招いた過酷な事実を後世に残すため、過去と向き合い始めている。
  ◆    ◆ 
 「老毛子(ロモーズ)(ロシア人の蔑称)が来たぞ」
 見張りの声が広野に響く。1945年秋、16歳の鈴村ひさ子(89)=中津川市田瀬=は乱暴目的のソ連兵から逃れようと、まきの束の陰で震えていた。

 現在の加茂郡白川町から、国策で吉林省の陶頼昭(とうらいしょう)に渡った黒川開拓団。10の集落で約660人が営農していたが、終戦後は衣食不足の現地住民による略奪が頻発。拠点施設がある本部集落と団長宅で避難生活を送っていた。

 各地で集団自決が相次ぎ、近隣の来民(くたみ)開拓団(熊本県)は275人が自決。古里に報告する使命を負った唯一の生存者を保護していた黒川開拓団にも、緊迫感が漂っていた。

 8月9日に対日参戦し旧満州に侵攻したソ連軍は日本が敗戦した後も南下を続け勢力を拡大した。同月23日ごろには鉄道京浜線の陶頼昭駅近くに進駐。団幹部は将校をもてなしたが、兵士は野放図に性暴力を繰り返した。

 ひさ子も被害を受けた。「13、14歳以上の娘は皆やられた」。乱暴されたとき手の届く距離にはさみがあった。突き刺そうと思ったが体は動かなかった。

 食料は日に日に減る。心がすさんだ団員からは集団自決が持ち上がった。全員が穀物倉庫に入った後に火を付けると決め、団の最期を古里に伝える役目の若者も出発に備えていた。

 止めたのは佐藤ハルエ(93)=旧姓安江、郡上市=の父長太郎だった。「人の命は簡単じゃない。努力して日本に帰らないと」

 9月末、約500人が立てこもる本部集落を現地住民数百人に取り囲まれた。現地の警察官の叫び声がむなしく響く。高い土塀で守られていたが侵入は時間の問題だった。

 「ソ連を頼むよりほかはない」。馬に飛び乗った若者は人混みを突っ切り、3キロ先の駅へ急いだ。駆けつけたソ連兵は自動小銃を発砲し現地住民をあっという間に退散させた。団員は歓声を上げた。

 集合した団員の前で長身のソ連軍将校と肩を組んだ副団長は言った。「食料と塩をくれる。『満人』の襲撃からも守ってくれる」。団に居留していたロシア語に堪能な男性が協力し、団幹部が治安維持や食料配給を依頼したのだ。

 命の恩人へのお礼を考えなければ-。団幹部はひさ子の姉やハルエら未婚女性を集めて懇願した。「全員を内地に連れて帰るまで、その身を団に預けてほしい」

 頼んだのは、ソ連軍将校の性の相手。団では「接待」と呼ばれた。(文中敬称略)

 【敗戦後の旧満州】 関東軍は敗戦前に南方へと撤退しており、内地から入植した満蒙開拓団には女性や子ども、高齢者約22万3千人が置き去りにされた。1946年に引き揚げが始まるまでの間、ソ連軍との戦闘、日本人に土地や家屋を奪われた現地住民による襲撃、集団自決、病気で約8万人が命を落とした。黒川開拓団の「接待」では性感染症などで4人が死亡。佐久良太神社(加茂郡白川町黒川)には4人を祭る「乙女の碑」がある。

※本企画および関連記事は2018年4月24日から11月19日までの岐阜新聞に掲載されました。文中の日付、人物の年齢等は新聞掲載日時点のものです。

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●植民地支配への真摯な反省を土台にしてこそ解決の道は開かれる/日韓関係の深刻な悪化について

2019年08月27日 10時37分28秒 | ●YAMACHANの雑記帳

植民地支配への真摯な反省を土台にしてこそ解決の道は開かれる――日韓関係の深刻な悪化について

志位委員長が表明

日本共産党の志位和夫委員長は26日の記者会見で、記者団から「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の韓国による破棄など日韓関係ついてどう見ているか」との質問を受け、次のように表明しました。

 一、日韓関係の深刻な悪化を深く憂慮している。

 一、今日の日韓関係の深刻な悪化を招いた直接の原因は、安倍政権が、「徴用工」問題で被害者の名誉と尊厳を回復する責任を放棄したうえ、わが党の強い警告を無視して、この問題での政治的対立の「解決」の手段として対韓貿易規制の拡大――韓国の「ホワイト国」からの除外という、政経分離の原則に反する「禁じ手」を使ったことにある。

 しかも、安倍政権は、「ホワイト国」からの除外の理由を「安全保障のための輸出管理の見直し」と説明するという欺瞞(ぎまん)的態度をとった。

 この過程で、河野外務大臣が、駐日韓国大使を呼びつけ、メディアの前で居丈高に「無礼」と面罵したことをはじめ、およそ外交的礼儀を欠く態度が繰り返されたことも、恥ずべきことである。

 一、さらに日韓関係の深刻な悪化の根本的要因としては、安倍首相が、韓国の植民地化を進めた日露戦争を美化した2015年の「安倍談話」に象徴されるように、1995年の「村山談話」、1998年の小渕首相と金大中(キム・デジュン)大統領の「日韓パートナーシップ宣言」で明記された「植民地支配への反省」の立場を投げ捨てる態度をとり続けていることを、あげなければならない。

 日本軍「慰安婦」問題にせよ、「徴用工」問題にせよ、過去の植民地支配への真摯(しんし)な反省の立場を土台にしてこそ解決の道が開かれることを強調しなくてはならない。

 一、歴史を偽造し、他国を侮辱し、排外主義をあおることによって、自らの延命をはかることは、政権をあずかるものの態度として決して許されるものではない。それは北東アジアでの平和構築にとってもきわめて有害である。こうした態度を根本からあらためることを強く求める。

 一、(GSOMIA〔軍事情報包括保護協定〕の破棄そのものをどう見ているか)わが党は、もともとまず日米間で、続いて日韓間で締結されたGSOMIAそのものに反対してきた。

 2007年に米国の強い要求で締結した日米GSOMIAは、日米が軍事情報でも一体化を加速させ共同で戦争をする仕掛けづくりであるとともに、「軍事情報保護」の名で国民の知る権利を侵害し、13年の秘密保護法の強行へとつながっていった。

 2016年に締結された日韓GSOMIAは、米国主導の「ミサイル防衛」体制に日韓両国を組み込み、中国や北朝鮮を念頭に軍事的圧力を強めようというものであり、これにも私たちは反対を表明してきた。

 軍事的挑発に対して、軍事的圧力の強化で構えるというやり方では、軍事対軍事の悪循環になる。そういうやり方ではなく、いかに対話による解決の局面へと転換するのかが重要だと主張してきた。GSOMIAが解消されることで、北東アジア地域の平和と安定が危険にさらされるとは考えていない。

赤旗抜粋 2019年8月27日(火)

織田信長/八汐亜矢子

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◆フリーメイソンの光と闇が反映した日本国憲法と民主主義が持つ普遍性の謎をカント倫理哲学の形式主義を参考に解明する 天野統康 2019年8月10日 真民主の会

2019年08月27日 10時20分55秒 | ●YAMACHANの雑記帳

フリーメイソンの光と闇が反映した日本国憲法と民主主義が持つ普遍性の謎をカント倫理哲学の形式主義を参考に解明する 天野統康 2019年8月10日 真民主の会

2019/08/26 に公開
2019年8月10日に行った「真の民主社会を創る会」の勉強会の動画です。 当日の資料はこちら→https://1drv.ms/b/s!Am6yoORUmDYOjE66u... 19年7月の天野統康のブログに掲載した記事をもとに解説しました。 ↓ https://ameblo.jp/amanomotoyasu/archi... 「講師」 真の民主社会を創る会 金融政治経済研究家 天野統康 【内容】 ・18世紀のドイツの哲学者カントの哲学から日本国憲法の原理の謎を読み解く名著『カント批判哲学による「個人の尊重」と「平和主義」の形而上学的基礎づけ』 ・マッカーサーや幣原 喜重郎らフリーメイソン達によって作られた日本国憲法 ・フリーメイソン思想の基礎的な哲学になっていると言われるカントの倫理哲学 ・カントが定義した人格の定義が日本国憲法を理解する鍵 ・幸福追求権のみだと幸福のアナーキー状態となり弱肉強食になってしまう ・個人主義が利己主義になり、民主主義が利権政治・拝金主義になってしまう理由 ・民主主義が普遍的な制度になっているのは、人の普遍的な精神の形式(幸福追求と善の自己決定権の自由を目的とした現状認識、実行のモデル)を同じ形式で保障する制度、法体系になっているため ・人間の普遍性を追求したカントの哲学  ・普遍的な道徳とは個々の道徳の中身ではなく「形式」を保障することに基づく。その形式を保障することが、各自の幸福追求と善の自己決定の自由を保障する ・全体主義や神権政治の法律は、人間の普遍的な精神の働きの形式(幸福追求と善の自己決定の自由)と様々な摩擦を起こしやすい ・形式を保障する民主主義を理解するには、形式のモデルを作らなければならないが今まで作られてこなかった。図形(象徴)哲学を軽視してきたため ・民主主義の原理が理解できなかったもう一つの理由は、カントの倫理哲学とフリーメイソンを日本国憲法の成り立ちと運営から排除して考えてきたため ◆関連記事 ↓ ・『本 カント批判哲学による「個人の尊重」と「平和主義」の形而上学的基礎づけ』を民主の原理から図解 https://ameblo.jp/amanomotoyasu/entry... ・【政治版 図解のまとめ】欧米世界支配階級・国際銀行軍事権力の結社に操作される議会制民主政治の図解 https://ameblo.jp/amanomotoyasu/entry... ※「真の民主社会を創る会」では会員を募集しております。 代表 天野統康(あまの もとやす) 副代表 古村 剛(ふるむら つよし) 会員の申し込みは下記の項目をお書き頂き 以下までメールをください。 ↓ amano-jimusho@nifty.com
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