【街宣】 岐阜駅北口 れいわ新選組 代表 山本太郎 12月16日(水)
- 共産党躍進の力で 新しい日本つくろう/日本共産党が第2回中央委員会総会/総選挙勝利へ「1千万対話・党勢拡大特別期間」を提起/志位委員長が報告
- 日本共産党第2回中央委員会総会/「特別期間」の成功で共産党躍進のうねりを/志位委員長が結語
- 「核禁条約参加を」501議会/全自治体の28%超が意見書/政府に迫る
- 砂粒多数 カプセルに “リュウグウ由来” はやぶさ2
- 日本共産党第2回中央委員会総会/新しい日本をつくる五つの提案
- 第2回中央委員会総会について/12月15日 日本共産党中央委員会書記局
- 民青、鳥取大学長らと懇談/“1日水だけの学生も”支援を
- 農水省は回答拒否/野党聴取 元農水相への献金問題
- 鳥インフル拡大 全国26例/防疫支援・被害補償を/宮崎の農家「みんな不安」
- 高校生ら賛成多数/声を政治に 倉林氏と懇談/選択的夫婦別姓
- 案里被告 懲役1年6月求刑/大型買収 「選挙への信頼を失墜」/東京地裁
- GoTo停止 野党ヒアリング/事業再開時の基準は キャンセルの総額は/回答不確か 「場当たり的だ」
- GoTo全国停止/いますぐに止める決断をせよ
- きょうの潮流/九条ネギは京野菜のひとつ。九条ネギと肉入りうどんがすっ…
★Go To トラベルの全国中止はそれぞれの立場でさまざまな思いが交錯しただろう。医療関係者たちは一様に安堵(あんど)の表情を見せ、旅行関係者たちは悲鳴を上げたことだろう。いずれにしても一部の人が恩恵を受けたり、その恩恵にあずかれない人たちがいる経済政策など政策とは言わない。旅行業界以外の業界再生プランは皆無だ。11日のニコニコ動画で首相・菅義偉はGo To トラベルの見直しについて「そこは考えていません」とし「いつの間にかGo Toが悪いことになってきちゃったんですけど、移動では感染しないという提言もいただいていた」「分科会の委員のみなさまに(一時停止という)提言もいただいたので、そうしたものを受けながら、できることはスピード感を持ってやっていきたい」と語るとともに「アクセルとブレーキを踏みながらやっている」と説明していた。
★Go Toは制度設計から行き当たりばったりで泥縄式だ。経済再生相がコロナ対策相を兼務している。アクセルとブレーキを1人が持つのはおかしいと再三指摘してきたが、どうやら首相はそれが適材の人事だと考えているようだ。なぜ11日の番組を再検証するかといえば、これほど原稿なく話す首相を見たことがないからだ。菅の本音なのだろう。
★いびつな利権誘導でしかなかったGo To トラベルの推進者は自民党幹事長・二階俊博。30年近く全国5500社の旅行会社を傘下に収める全国旅行業協会(ANTA)の会長を務めており、自民党の観光立国調査会の最高顧問でもある。菅政権の立役者の手前、「見直さない」といった3日後に一転「停止させる」とした政治的緊張が今後どう政局に表面化してくるか。また旅行業界以外の経済対策が見当たらず、コロナの医療的対策がないままGo To トラベルだけ来年復活すれば、Go To トラベルは失敗と総括されるだろう。二階派からは首相批判の声が出始めた。党内幹部の思惑だけで生まれた首相の初めての「ブレ」が今後の政局の中心となる。(K)※敬称略
渡部建問題で橋下徹らのコメントは“性搾取・女性蔑視”容認だ!「世間は女性の人権と言うけど本人たちは…」「なんで断らなかった」
『バイキングMORE』で被害者批判を展開した橋下氏
いったい何だったのかという声が上がっているアンジャッシュ・渡部建の会見。渡部への批判が再燃する一方、なぜかワイドショーやネットでは「レポーターのほうがひどい」「渡部がかわいそう」「家族に謝ればいい話」「会見で謝罪する必要があったのか」「ここまで質問攻めにあわなければいけないのか」などと、渡部同情論も巻き起こっている。
たしかに、レポーターの質問には首を傾げたくなるものも多数あったし、これが大手芸能事務所所属の芸能人だったらここまで追及されていないだろう。
しかし、これは単なる不倫スキャンダルなどではなく、渡部建が複数の女性を性のはけ口としていたという、性的搾取・ハラスメント問題である。渡部が結婚しているか否かにかかわらず、渡部が批判されるのも活動を控えるのも当然だ。そして、まともな説明も反省もないまま、わずか半年でお笑い番組で(しかも恐らくは問題をネタにして)復帰するとなれば、その経緯について追及を受けるのも当たり前だ。
結局、これが“単なる不倫スキャンダルではなく女性蔑視の問題”であるという認識が抜け落ちているから、こうした安易な同情論が生まれるのだ。
それどころか最悪なのが、相手女性を責め、女性をモノ扱いする差別行為を肯定するような発言がまたぞろ見られることだ。たとえば、会見翌日4日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ)に出演していた橋下徹・元大阪市長の発言などはその典型だろう。
この日の『バイキング』では3時間近い番組時間のほとんどを使って渡部の会見を扱ったのだが、そのなかで橋下氏は相手女性について、「この女性たちは本当に傷ついているのか」「なんで断らなかったのか」「渡部さんと女性との間に暴力的なものや、彼が女性をだますようなことがあったのかが重要なのでは」などと繰り返し言及した。
橋下氏は番組でまず、こう切り出した。
「女性は傷ついているんですか? そこはどうなんですか」
「渡部さんとのお付き合いのなかで、女性が本当に傷ついたんだったら、第三者の僕が言うことじゃないんですけれども、渡部さんがしっかり対応すればいい話なんですけれど。なんか女性がものすごい傷ついて傷ついて傷ついて、世間的には女性の人権とかどうのこうの言うんですけど、本人たちはそういう意識なんですか。」
こうした橋下氏の発言に対して、渡部の会見にも出席した芸能レポーターの島田薫氏が「渡部さんが言うには合意のもとだったというので、もし傷ついていたとしたら渡部さんは気づいていない」と解説すると、橋下氏は「合意」という言葉に食いつくようにこう話した。
「いちばん報じなきゃいけないのはその部分でね。女性が、わかんないですよ、わかんないですけど、渡部さんとのそういう関係のなかで、いろんな状況のなかで、ある程度納得して、合意してっていうんだったら、そこはしっかり言わなきゃいけないし、傷ついているんだったら、傷ついている。なんかそこを曖昧にして。なんかこの対応のところだけを。アンフェア。」