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◆岸田内閣には「政治とカネ」疑惑大臣が9人も! 今後も不祥事続出の予感【リスト付き】

2021年10月06日 16時38分04秒 | ●YAMACHANの雑記帳

自民党の役員人事では、「政治とカネ」の問題で閣僚を辞任した過去がある甘利明幹事長と小渕優子組織運動本部長が幹部に起用された。内閣に目を向けると、地味で目立たない大臣が少なくないが、カネをめぐる疑惑には事欠かない。表沙汰になっているだけでも、実に半数近くの閣僚が、過去に名前を報じられている(別表)。

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 鈴木財務相は2013~15年の3年間で計1412万円ものガソリン代を政治資金から支出して問題視された。距離にしてナント地球33周分を超える。15年には1回で174万円支払っている。
 熊本の川辺川ダムがある選挙区の金子恭之総務相は、2000年にダム事業の関連業者から1000万円の迂回献金を受けた疑惑が浮上。当時、無所属で企業献金を受け取れないため、所属していた派閥の会長を窓口に献金を経由した疑いが持たれた。
 加計学園の獣医学部新設をめぐって、「萩生田副長官ご発言概要」なる文書が見つかり、文科省へ圧力をかけた疑いがある萩生田経産相。09年の衆院選で落選し浪人中だった際、加計学園が経営する千葉科学大で客員教授を務めた。自身のブログには安倍元首相、加計理事長とバーベキューに興じる写真を掲載していた。

“身体検査”が緩くなっている

 9人の中でも特に問題だと思われるのは、西銘復興・沖縄北方相と後藤厚労相だ。
 西銘氏は、沖縄の米軍基地の辺野古移設問題が争点だった14年と17年の衆院選の公示前後、基地建設の関連工事の受注業者から献金を受けていた。国と契約を結んでいる業者の国政選挙に関する献金を禁じた公選法に違反する恐れがある。西銘氏は献金を返金したが、それで済む話ではないし、その人物が沖縄担当相なのだから、愕然とする。
 後藤氏は、巨額年金消失事件を起こしたAIJ投資顧問の系列会社ITM証券にパーティー券を購入してもらい、代表取締役から寄付を受けていた。さらに同社の株も保有していたことを2012年に報じられた。年金を扱う省のトップにふさわしいのか。
 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。「甘利氏や小渕氏を幹部に就けた党人事と同じく、岸田首相は『政治とカネ』の問題を軽く考えているのでしょう。かつての自民党は閣僚についてはそれなりに厳しい“身体検査”をしていましたが、緩くなっている印象です。この先、まだまだ閣僚の不祥事が表面化することもあり得ます。特に西銘、後藤両大臣の任命は理解に苦しみます。岸田首相は任命理由、両大臣は事案について説明責任があります」 火種は尽きない。


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