飛騨の山猿マーベリック新聞

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◆五輪はできるが選挙はできない理由とは/政界地獄耳

2020年11月13日 11時30分41秒 | ●YAMACHANの雑記帳

政界地獄耳

★11日、国際オリンピック委員会(IOC)会長・トーマス・バッハはオンライン理事会後に取りざたされる東京五輪中止論に対して「コロナ対策を具体的にまとめる極めて重要な段階に来ている。中止の議論はしない。答えはノーだ」と否定した。バッハは15日から18日まで訪日し首相・菅義偉、都知事・小池百合子らと面会するとともに、都内の選手村や主会場の国立競技場を視察し、選手らと面会する考えも示している。

★バッハは8日に都内で行われた国際体操連盟(FIG)が開催した日米中露4カ国交流大会の成功を念頭に、また1日に横浜スタジアムで9割近い収容率で開催したプロ野球公式戦の入場制限緩和実験に触れ「東京五輪で適切な数の観客を入れられる自信になる」とも説明し「多くの観客が訪れるだろう。日本のプロ野球や先日の体操がそれを示している」と自信を示した。バッハの発言からは無観客試合や海外の観客も来日する想定を崩していないことがわかる。

★だが現実は甘くはない。11日午後、日本医師会会長・中川俊男は東京など各地でコロナウイルスの感染者が増加していることを受けて「第3波と考えていいのではないか」との見解を示した。翌12日、コロナ対策相・西村康稔は「増加傾向が顕著になってきた。このまま続けばより強い措置を取らなければならない」と踏み込んだ。首相は所信表明や予算委員会の質疑などで五輪開催について「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして開催する」としているが、解散総選挙の時期についてただすと「コロナ対策最優先」と矛盾する答弁を続けている。またこの五輪は東日本大震災の復興五輪と銘打ったのは政府ではなかったか。コロナに打ち勝つ証しなど不要で、バッハや政府のもくろみがいかに大甘の予測をしているかがわかる。首相には「五輪はできるが選挙はできない」理由を総合的、俯瞰(ふかん)的に説明してほしい。(K)※敬称略


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