体調不良により、クラックから離れていたが、今秋より再開した。
感覚が戻ってきたところで、先週、エンドウォールの第2エリアに行くと、すっきりとしたルートが目に
入った。食指が動く。
ガイドブックを見ると公開プロジェクトの事。
すでに登られているだろうと思いながら取り付くと、苔多く、チョーク跡なし。染み出しを予想して、最
近は誰も登っていないのだろう。苔に足をすくわれないように慎重にすすんで行くと、クラックの中が凍
結した個所があった。文字通りに冷えた。そこは何とか越えたものの、2/3ほど上がった個所でムーブ解決
に手間取り、後一手のところでフォール。その後は手足が疲労して解決できないままエイドで抜けた。
登りがいのある良いルートだった。もう、名前が付いている
だろうが、ガイドブックではプロジェクト。
どちらかというとナチュプロを使うフェースルートと言える。
その時の歯がゆさから、昨日、懲りずにまた第2エリアに上がった。
着いた瞬間、寒風と低温で意気消沈。Ⅱ峰下部に転戦しようかとも考えたが、気を取り直して、先ずはア
ップをと安全志向(10a)に取り付いたが、岩が冷たすぎて、手足の感覚がなく、やっとのことで登れた。
またも転戦が頭によぎったが、コーヒーを飲んだり、ホッカイロで暖を取った後、気合を入れてプロジェ
クトに取り付く。
核心部のムーブ解決がなかなかできず、いろいろ試しているうちに右足がよれてきた。その足を何度もシ
ェークして疲労が取れたところで、だめもとで考えた動作をすると、かろうじて指先がかかった。なんの
ことはないビビっていただけだった。フォールによる恐怖もあるが、それ以上に、ここまでせってとプロ
テクションを取ってきた苦労が無駄になる。そのことを意識して必要以上に慎重になっていたようだ。
長時間のビレイでヒデさんには負担をかけてしまった。
そのひでさん、トップロープで何のよどみもなく登ってしまった。トップロープとはいえ、すごい。次に
来たときには、これまた軽くリードで登りそうだ。
岩は湿気った個所がいくつかあったが、時期的に一番いい状態だったのではないだろうか。しかし、寒す
ぎた。最後までソールの効き具合がつかめなかった。
グレードは11aといったところだろうか。
なお、知り合いに本日確認したところ、予想通りにこのルートは登られているとのこと。
JOMG(10b)を登る山ちゃん。
1時過ぎ、遅くなると言っていた山本君が上がってきた。
〇〇町役場にあいさつに行ってきたという。
なかなか出来ることではない。今後のことを考えると大事なことだ。
私も昔、本匠の開拓時に役場もうでをした経験から、その苦労が分かる。
今後、宮崎の岩場は九州各県はもとより、本州からも開拓に入る人が増えそうな気がする。
開拓も整備もルールを決めて、トラブルのないように、そして事故のないよう心がけてほしいものだ。
感覚が戻ってきたところで、先週、エンドウォールの第2エリアに行くと、すっきりとしたルートが目に
入った。食指が動く。
ガイドブックを見ると公開プロジェクトの事。
すでに登られているだろうと思いながら取り付くと、苔多く、チョーク跡なし。染み出しを予想して、最
近は誰も登っていないのだろう。苔に足をすくわれないように慎重にすすんで行くと、クラックの中が凍
結した個所があった。文字通りに冷えた。そこは何とか越えたものの、2/3ほど上がった個所でムーブ解決
に手間取り、後一手のところでフォール。その後は手足が疲労して解決できないままエイドで抜けた。
登りがいのある良いルートだった。もう、名前が付いている
だろうが、ガイドブックではプロジェクト。
どちらかというとナチュプロを使うフェースルートと言える。
その時の歯がゆさから、昨日、懲りずにまた第2エリアに上がった。
着いた瞬間、寒風と低温で意気消沈。Ⅱ峰下部に転戦しようかとも考えたが、気を取り直して、先ずはア
ップをと安全志向(10a)に取り付いたが、岩が冷たすぎて、手足の感覚がなく、やっとのことで登れた。
またも転戦が頭によぎったが、コーヒーを飲んだり、ホッカイロで暖を取った後、気合を入れてプロジェ
クトに取り付く。
核心部のムーブ解決がなかなかできず、いろいろ試しているうちに右足がよれてきた。その足を何度もシ
ェークして疲労が取れたところで、だめもとで考えた動作をすると、かろうじて指先がかかった。なんの
ことはないビビっていただけだった。フォールによる恐怖もあるが、それ以上に、ここまでせってとプロ
テクションを取ってきた苦労が無駄になる。そのことを意識して必要以上に慎重になっていたようだ。
長時間のビレイでヒデさんには負担をかけてしまった。
そのひでさん、トップロープで何のよどみもなく登ってしまった。トップロープとはいえ、すごい。次に
来たときには、これまた軽くリードで登りそうだ。
岩は湿気った個所がいくつかあったが、時期的に一番いい状態だったのではないだろうか。しかし、寒す
ぎた。最後までソールの効き具合がつかめなかった。
グレードは11aといったところだろうか。
なお、知り合いに本日確認したところ、予想通りにこのルートは登られているとのこと。
JOMG(10b)を登る山ちゃん。
1時過ぎ、遅くなると言っていた山本君が上がってきた。
〇〇町役場にあいさつに行ってきたという。
なかなか出来ることではない。今後のことを考えると大事なことだ。
私も昔、本匠の開拓時に役場もうでをした経験から、その苦労が分かる。
今後、宮崎の岩場は九州各県はもとより、本州からも開拓に入る人が増えそうな気がする。
開拓も整備もルールを決めて、トラブルのないように、そして事故のないよう心がけてほしいものだ。