2年前の日向灘沖地震の影響だろうか1ピッチ上部20m辺りが大崩壊した。幸い、ルートから少し外れたも
のの、その余波でルート上に浮石が出来た。推定重量600K。ここまで大きいと石というよりも、むしろ岩。
取りあえずは落ちないように処理をしているが、いずれ本処理をしなければと思いながらも、先延ばしに
なり、ずっと気になっていた事案。
動けるうちに切りをつけねばと、昨日、人の少ない平日をねらって、整備に行って来た。
当初は、真夜中に上がって、手っ取り早く落とそうかとも思ったが、それではルート途中の岩に落ちて、
岩を不安定にするだろうと止めにした。
他に思い付いた方法は振り子でルートから遠ざけながら下すこと。手間はかかるが、それが最善だろうと、
そのための事前工程を3月30日(日曜日)に行った。
その日はBフェースのピークから懸垂で浮石の地点まで下りて、ボルトを4ヶ所設置。この日に備えた。
近年、比叡はハイカーが多くなってきた。平日であっても
用心するに越したことはない。
早速、トランシーバで呼んできた方がいた。トランシーバの
効果は大きい。
こちらは下りに設置。
トランシーバは2台しかないので、声掛けのみのお願い。
この日の重量はほぼ30K。久しぶりのホールバックの荷揚げは重い。プーリーとアブミを使用して、体力の
温存につとめる。
何が一番重いかといえば、なんといっても3/4tのレバーブロック。重たいだけのことはある。これが無け
れば出来る作業ではなかった。
ルートを傷つけることなく、岩は無事に取り付きから離れたところに着地させることが出来た。
丸印の箇所が岩があった場所。
右下の白い擦れ後へと下した。
30Kほどの荷。
久しぶりのボッカで今日は肩がバリバリ。情けない。
このツールのおかげで作業できた。750Kの重量を持ち上げ
られる設計になっている。
やっと持ち上げられたので、ひょっとすると、石は700K
くらいあったのかもしれない。
それにしても重かった。10kほど。
昨日は自宅を出たのが午前5時前、帰宅は午後8時前。いささか手こずり時間がかかった。かなり疲労もしたが
残滓が一つ減って、ほっと一息ついているところ。
追記
ハンガーをすべて撤去するつもりでしたが、時間的に無理となったので、懸垂用に鉄製のマイロンを掛けて一つ
だけ残しました。浮いた岩があった個所の右上です。
ルートから外れているので、登りに行く方は使用しないようにしてください。
願わくば、余裕があれば外していただければ幸いです。
ブッシュも結構生えてきています。小型の鋸を持参したほうが良いでしょう。
2枚歯の鋸
一枚は枝切りに、もう一枚はクラックの掃除、草刈に。
ちょっとした整備に重宝する。
のの、その余波でルート上に浮石が出来た。推定重量600K。ここまで大きいと石というよりも、むしろ岩。
取りあえずは落ちないように処理をしているが、いずれ本処理をしなければと思いながらも、先延ばしに
なり、ずっと気になっていた事案。
動けるうちに切りをつけねばと、昨日、人の少ない平日をねらって、整備に行って来た。
当初は、真夜中に上がって、手っ取り早く落とそうかとも思ったが、それではルート途中の岩に落ちて、
岩を不安定にするだろうと止めにした。
他に思い付いた方法は振り子でルートから遠ざけながら下すこと。手間はかかるが、それが最善だろうと、
そのための事前工程を3月30日(日曜日)に行った。
その日はBフェースのピークから懸垂で浮石の地点まで下りて、ボルトを4ヶ所設置。この日に備えた。
近年、比叡はハイカーが多くなってきた。平日であっても
用心するに越したことはない。
早速、トランシーバで呼んできた方がいた。トランシーバの
効果は大きい。
こちらは下りに設置。
トランシーバは2台しかないので、声掛けのみのお願い。
この日の重量はほぼ30K。久しぶりのホールバックの荷揚げは重い。プーリーとアブミを使用して、体力の
温存につとめる。
何が一番重いかといえば、なんといっても3/4tのレバーブロック。重たいだけのことはある。これが無け
れば出来る作業ではなかった。
ルートを傷つけることなく、岩は無事に取り付きから離れたところに着地させることが出来た。
丸印の箇所が岩があった場所。
右下の白い擦れ後へと下した。
30Kほどの荷。
久しぶりのボッカで今日は肩がバリバリ。情けない。
このツールのおかげで作業できた。750Kの重量を持ち上げ
られる設計になっている。
やっと持ち上げられたので、ひょっとすると、石は700K
くらいあったのかもしれない。
それにしても重かった。10kほど。
昨日は自宅を出たのが午前5時前、帰宅は午後8時前。いささか手こずり時間がかかった。かなり疲労もしたが
残滓が一つ減って、ほっと一息ついているところ。
追記
ハンガーをすべて撤去するつもりでしたが、時間的に無理となったので、懸垂用に鉄製のマイロンを掛けて一つ
だけ残しました。浮いた岩があった個所の右上です。
ルートから外れているので、登りに行く方は使用しないようにしてください。
願わくば、余裕があれば外していただければ幸いです。
ブッシュも結構生えてきています。小型の鋸を持参したほうが良いでしょう。
2枚歯の鋸
一枚は枝切りに、もう一枚はクラックの掃除、草刈に。
ちょっとした整備に重宝する。
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